僕が通っている歯医者さんは、定期検診の際に歯周ポケットの深さを計測して数値で出してくれるんです。
歯抜けがバレちゃうので恥ずかしいのですが、下の画像のような感じで。
(永久歯先天性欠如というらしいです。)
歯の上に書いてある数字が、歯周ポケットの深さを表していて、4～6mmが歯周病の進行あり。
7mm以上が重度の歯周病。
そして、緑色、黄色、赤色の三角マークがつくと、根分岐部まで歯周病が進行しているという事のようです。
まだ、三角マークはついては無いけれど、歯周病の進行あり！？
この歯周ポケットが改善するのか生葉を購入し、次の定期検診までの3ヶ月間試してみましたのでレポートしたいと思います。
歯をよく磨いていても歯周病予備軍かもしれない
これを読んでいる人は、自分は歯をよく磨くから歯周病とは程遠いだろう。と思っているかもしれません。
僕もそうでした。
僕は、間食はせず、喫煙・飲酒もせず、飲み物は水かお茶、朝昼晩食べたら必ず10分以上歯を磨き、食べ歩きの際にも携帯歯ブラシを持っていくくらいの歯磨き中毒。
これが学生の頃から習慣づいており、歯医者を変えるたびに「よく磨けている。」と褒められていたもので、自分が歯周病の心配をする日がくるなんて思いもしませんでした。
第三者にも歯を褒められることも多く、自分で見ても状態は良さそうで自信すらあったのですが…。
ですが、3ヶ月に一回の定期検診で調べてもらうと…。
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なんと、歯周ポケットが悪化。
1本残っている親知らず(ほんの少しだけ角が歯肉から出ている。)の、手前の歯のポケットが深いという結果に。
えっ…奥歯は頬をひっぱりながら、ブラシの角度を細かく変え、かなり慎重に磨いていたのに…！！
これ以上、どうよく磨けと！？
僕も36歳。
成人の8割は歯周病予備軍と言われています。
他人事では無かったのでしょう。
このままでは歯槽膿漏にはなってしまう！！
ここで思い浮かんだ案は2つ、電動歯ブラシを使う、歯磨き粉を今使っているシュミテクトから歯槽膿漏予防の歯磨き粉に変える。
ひとまず、すぐに対応しなきゃとの思いから、歯医者の帰りに薬局に走り生葉を買ってみたわけです。
ひきしめ生葉の成分
Amazonや楽天の方が安いですが、すぐ使いたかったので薬局で買ってきました。
量は100gと普通の歯磨き粉より少なく2/3くらいの量。
1本で1カ月ほど持ちました。
成分
研磨剤：水酸化アルミニウム/溶剤：精製水、エタノール/湿潤剤：濃グリセリン/基剤：無水ケイ酸/可溶剤：ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油/安定剤：酸化チタン、エデト酸ニナトリウム/収れん剤：シラカバエキス、シャクヤクエキス、トウキエキス(1)/発泡剤：ラウロイルメチルタウリンナトリウム/薬用成分：モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、β-グリチルレチン酸、ヒノキチオール/矯味剤：乳酸アルミニウム、チョウジ油/増粘剤：ヒドロキシエチルセルロース/香味剤：香料(ハーブミントタイプ)/pH調整剤：乳酸/清涼剤：l-メントール/洗浄剤：ムクロジエキス/防腐剤：パラベン/甘味剤：サッカリンナトリウム/着色剤：黄色203号、緑色3号、緑色201号
引用元:小林製薬製品情報-ひきしめ生葉
パッケージによると、3つの薬用成分で、殺菌、ひきしめ、炎症を抑え、歯槽膿漏、歯肉炎を防ぐのだそう。
これで本当に良くなってくれるといいのですが…。
3カ月間ひきしめ生葉を使った感想
まず、味はかなり強烈です。
しょっぱいミント風でピリピリとした刺激があり、舌が痛いと感じるほど。(慣れます。)
はじめて口に含んだ時、浅田飴のピリピリとした辛みを思い出しました。
色は、明るいみどり色。
刺激的な味のせいか唾液も出やすく、発泡剤もあいまって、長く歯を磨いていると口の中から泡が吹きこぼれます。
ちょっと泡立ちすぎですね…。
そして、これが引き締め成分の効果なのでしょう。
使用後は口の中がキシキシし、舌が生葉のエメラルドグリーンで染まります。
舌がキュッとしまっているせいか、舌をブラシで掃除しても、ついた色はなかなか落ちません。
手についても、水をかけたくらいじゃ落ちないんですよ。
ゴシゴシこすらないと。
それだけ、ちゃんと引き締める効果のある成分が入っているという事だと思います。
これなら、歯周ポケットの数値も改善している…はず…。
生葉で歯周ポケットは良くなったのか？
では実際に測った数値を見てみましょう。
生葉使用前
生葉3か月使用後
えっ…。
たった3カ月の間に悪くなってる！！
歯磨きの時間も15分以上に増やし、問題の歯を意識して入念に磨いていたのに！？
これはかなりまずいんじゃ…。
ですが、歯医者さんは「親知らずがあるから仕方ないよねー。」と深刻ではなさそうな軽いリアクション。
いや、3か月ごとに進行ってまずいでしょ！
どうも、この親知らずは移植に使えるかもしれないので、まだ抜かない方がいいとのこと。
改善している歯もあるので悪い製品ではないのでしょうが、特に入念にケアした部分は悪化。
僕のケースでは、生葉3カ月の使用であまり良い結果にはなりませんでした。
数値が変わらずでしたら継続使用も考えられますが悪化してしまったので、違う製品を試した方が良さそうです。
次の歯周病対策
次の対策として、電動歯ブラシと別の歯磨き粉を試す案があったのですが、調べたところ電動歯ブラシと研磨剤の相性は良くない模様。
そして、次に試したい歯磨き粉は研磨剤入りでした。
ですので、ひとまず試したい歯磨き粉を試し、それでも進行するようなら電動歯ブラシを購入しようと考えています。
また、次に試そうと思っている歯磨き粉ですが、コンクール リペリオです。
歯周病（歯周炎・歯肉炎）を予防するために開発された、歯肉組織を活性化する歯みがき剤で、多くの歯科医院で推奨されている製品です。
3か月の使用で、わずかながら歯茎を回復させたという臨床データもあるようで、Amazonレビューを見ても効果が期待できそう。
1,300円と、薬局で買える歯磨き粉より高いので躊躇していたのですが…もう背に腹は変えられません。
ただ、コンクールリペリオは殺菌成分はないそうで、コンクールFというマウスウォッシュと併用すると良いそうなので、この２つを試し改善が見られるのか、次回レポートをしたいと思います。
こちらの製品です↓↓
ひとまず、歯周病となると不安になるのは口臭ですが、いまのところ口臭チェッカーの数値は0～1とセーフゾーン。
他の口臭チェック方法でも問題なさそうなのですが非常に心配です。
ほんと、歳をとると普通を保つのが大変になってきますね。
