2021年、韓国デウン製薬のドクターズコスメEasydewEXがEasydewRXにリニューアルしました。
EasydewEXは、デウン製薬が特許を取得しているリポソーム化されたEGF、「DW-EGF」が高濃度で配合されているのが特徴。
美容医療後のアフターケアや敏感肌への使用を想定して作られいるので、レーザー治療後も使用することができます。
僕も、フラクショナルCO2レーザーやピーリングのダウンタイムに、いつもEasydewEXのシートマスクを使用していました。
コスパも良く、ダウンタイム後の肌感がいいと実感できるので、いままで15箱以上は購入しています。
それが、EasydewRXという新しいラインが登場。
EasydewRXの説明文を見てみると、「EasydewEXシリーズがバージョンアップ」と書かれています。
いい製品がバージョンアップされているなら使ってみたい…!!
と、さっそくジェルドレッシングマスクと、エッセンシャルミストを購入してみました。
デウン製薬にもEXとRXの違いを問い合わせてみましたので、レポートしていきたいと思います。
購入した製品の説明
僕が、今回購入した製品は、エッセンシャルミストとジェルドレッシングマスクの2点です。
エッセンシャルミスト
エッセンシャルミストは、洗顔後やメイクの上から使用するミストです。
僕は、レーザー治療後でなくても、洗顔直後に化粧水などを付ける前に使用しています。
容量は、120ml。
EGF以外にも、抗炎症作用のあるツボクサエキスや、ナイアシンアミド、パンテノール、フィトスピンゴシンなども配合されています。
使用方法は、顔から20cmほど離して、5~6プッシュほど吹きかけます。
匂いは、ほんのりさわやかな香りがする程度。
ベタついたりなど癖がないので、使いやすいですね。
僕のように、ほかのスキンケア用品を使っているけど、EGFが入っているものもプラスしたいという人にいいかも。
ジェルドレッシングマスク
1箱5枚入りのシートマスクです。
容量は、38mlとシートマスクにしてはかなり多め。(普通はこの半分くらい)
袋の中に残った美容液を冷蔵庫保管し、翌日使用できるくらいにはたっぷりです。
使い方は、トナー(化粧水)で肌を整えたあと、マスクを顔に乗せ10~20分放置。
使用後は、顔に残った美容液を手のひらで肌に馴染ませます。
網状のシートは取って使用して下さい。
過去のフラクショナルCo2レーザーのレポートを読んで頂ければ分かるかと思いますが、赤みが早く引いてくれるのでレーザー治療後にはかかせないですね。
下のレポートの、今までの施術の経過写真の項が分かりやすいかと思います。↓
また、使った翌日の肌の調子が良くなるので、大事な用事がある前日に使用しても良いかと思います。
今までとの違いを探してみる
EasydewEXからRXにバージョンアップでどのような変化があったのでしょうか。
丁度、手元にストックしていたEasydewEXのマスクシートが1箱残っていたので、交互に使って違いを観察してみました。
まずは、外装表面。
左EX、右RX。
ちょっと、RXの方が縦に長いくらいですね。
続いて裏面。
左EX、右RX。
少しデザインが違いますが、冷却性能をしめす写真は同じものが使われているようです。
中のパッケージのデザイン。
左EX、右RX。
38mlと容量も一緒です。
中身。
美容液の色も匂いもテクスチャーも一緒。
正直なところ、交互に計10シート使ってみましたが、パッケージ以外の違いがわかりませんでした。笑
ということで成分表も比較してみたいと思います。
EasydewEXジェルドレッシングマスク全成分
EasydewRXジェルドレッシングマスク全成分
並び順は変わっていますが、成分の内容はほぼ一緒です。
1つだけ、EasydewRXにはEXにない「α-イソメチルイオノン」の記載がありますが、香料として使われている成分ですので、EXには香料として含まれている可能性がありますね。
使用感や成分表では違いがわかりませんでしたが、もしかしたら成分の配合量に変更があったのかもしれません。
EXとRXの違いをデウン製薬に直接問い合わせてみました。
デウン製薬にEasydewEXとRXの違いを問い合わせてみた
EXとRXの違いを問い合わせてみたところ、翌営業日には返信を頂けました。
EGFの配合量の違い
グリーン等級とは、米国の環境保護団体EWGが化粧品の原料を安全度で区別したもので、1~2がグリーン、3~6はイエロー、7~10はレッドと、数字が小さいほど刺激が少なく肌に無害な成分という評価になります。
グリーン等級ということは、安全性はかなり高いと評価されてたようですね。
EGFの配合量が変わらないということなので、RXのジェルドレッシングマスクも、EXと同じく10ppm(0.001%)と高配合されているのではないでしょうか。
商品別の違い
下記ご確認をお願いします。
クレンジング ⇒変更なし
ミスト ⇒香りの変更のみ(より有害物質ではない香りに変更)
トナー ⇒処方変更・香り変更・テクスチャー変更
クリーム ⇒処方変更・香り変更・テクスチャー変更
スージングジェル ⇒廃盤
コントロールEGF ⇒容器・香り変更
日焼け止め ⇒処方変更・香り変更・テクスチャー変更
ミネラルBBクリーム ⇒香り変更
ジェルドレッシングマスク ⇒変更なし
トナー(化粧水)、クリーム、日焼け止めの処方が変わったようですね。
あとは、香りの変更や、容器の変更のみ。
僕が違いを比較したジェルドレッシングマスクは、EXとRXに変化は無かったようです。
過去にもデウン製薬の製品では、アテメスのマスクシートが、廃盤になったEasydewのマスクシートと成分表が同じだったことがありましたが、今回もパッケージが変わっただけだったみたい。
アテメスのレポートです。↓
しかし、このような問い合わせをしてもハッキリと答えてもらえないのではないかと思っていたのですが、丁寧に教えて頂き感謝です。
EasydewEXとRXのトナーの比較
トナー、クリーム、日焼け止めの処方は変更されたとの事なので、トナーの成分表を比較してみたいと思います。
EXのトナーの商品名はオールカミングトナー、RXはポストレーザーエッセンストナーになります。
EasydewEXオールカミングトナー
EasydewRXポストレーザーエッセンストナー
こうして比べてみると、ガラッと成分表が変わっています。
香料でまとめられていた成分を細かく書くなど表記の仕方の違いもあると思いますが、EXでは31だった成分がRXでは59に増加。
RXでは新たに、ヒアルロン酸や、フルクトオリゴ糖、パンテノール、セラミド、ペプチドなども追加されていて良さげです。
RXになり、美容液であるアクティブスージングセラムが廃盤になりましたが、「セラムとトナー2in1の高濃縮エッセンストナー肌を満たす水分補給と弾力ケア」と商品説明にあるように、トナー1本で化粧水+美容液になる処方にしたのかもしれませんね。
リニューアルに対する正直な感想
正直な感想を述べると、ジェルドレッシングマスクで言えば、通販での最安値が1箱2500~3000円くらいだったものが3800円~4200円くらいになりましたので、1.5倍くらい高くなってショックではあります。(2021年11月現在の相場)
それでも、コスパがいいのは変わりないですし、レーザー治療後は欠かせないので今後も買います。
トナーは、まるっきり内容が変わって進化したといった感じです。
EasydewEXブランドが出来たのは2013年と8年前ですから、最新の処方に変えてリニューアルするのも納得かも。
そのためか、処方の変わっていない製品はRXとしてのみの販売に移行したようですが、処方が変わったものは元のEXの製品も販売されているようです。(2021年現在)
内容を調べてみて興味がわいたので、今度はトナーも購入してみようと思います。
WWW.QOO10.JP