僕は現在、41歳です。
このメンズ美容ブログをはじめて5年の月日が経ちました。
いままで色々な美容医療を受けてきて、その都度、経過観察の写真を撮りブログに上げ続けてきました。
ブログに上げる用の写真ですので、環境をそろえ定点観測のように取り続けてきたわけですが、やはり美容医療を受けていてもすべてを補えるわけではなく、老化は徐々に進行しているように感じます。
それで、昔の写真といまの写真を見比べていて、特に気になっている変化が目まわりの脂肪の減少です。
目の下の脂肪が薄くなり、徐々にクマが濃くなってきているような。
2021年と2024年の写真を比べてみると以下のような感じです。
どうでしょうか。
ちょっとカメラの光のとらえ方の違いで肌の色が違いますが、2024年の方が目の下のクマが広がっていますし、深く食い込んでいるように見えます。
上まぶたもそうなのですが、脂肪が減って痩せてきているように感じます。
そこで、裏ハムラ法のカウンセリングを湘南美容クリニックで受けてきました。
裏ハムラ法とは
ハムラ法とは、脂肪を再配置する施術のことです。
目の下の膨らんでしまった脂肪をくぼみに移動させ、クマを軽減させ若々しく見せる施術となります。
ハムラの由来は、米国のSam Hamra医師です。
1995年に、眼窩脂肪を眼窩下縁に移行し固定する方法として報告されました。
本来は、目まわりだけではなく、中顔面の若返り法の一部として報告されたものになります。
裏ハムラと呼ばれているものは、2000年にRA Goldberg医師が報告した術式となります。
日本国内では、2007年に百澤明医師が裏ハムラ法として発表し浸透しました。
表ハムラ法と裏ハムラ法の主な違いは、切開する場所の違いになります。
表ハムラ法は、まぶたの表側を切開し、脂肪を再配置し、余った皮膚を切除する術式です。
皮膚のたるみやシワも目立つ方に向いています。
裏ハムラ法は、まぶたの裏側の結膜を切開し、脂肪を再配置する術式です。
表ハムラ法よりダウンタイムが少なく、外反や傷跡が目立つリスクも軽減され、涙袋も温存できますが、余った皮膚の切開ができないため、皮膚のたるみ・シワの改善は得られません。
目の下のふくらみが少ない人も裏ハムラはできる?
カウンセリングでまず聞きたかったのが、僕の目元でも裏ハムラができるのかということです。
僕は体系も細身で、顔で言えば脂肪の減少の方が気になっています。
もう一度写真です↓
クマのふくらみもない訳ではありませんが、頬の脂肪が落ちた&減ったことにより、目の下の食い込みが強くなりクマが濃くなっているように思えるんですよね。
裏ハムラは適応になる人の範囲は狭いという先生もおり、あまりクマが飛び出していない僕でも適応なのか分かりません。
僕はまだあまり脂肪がでていないと思うのですが、裏ハムラは適応なのでしょうか。
適応だと思います。
ただ、裏ハムラでカバーできるのはクマの部分までなので、その先のゴルゴラインはヒアルロン酸注射や脂肪注入が必要です。
僕は適応であるようです。
この後に、ほかのクリニックにもカウンセリングにいったのですが、十分に適応ですとのことでした。
裏ハムラ法で上瞼の凹みはひどくならない?
ハムラ法は、下瞼の脂肪を、その下の脂肪のない部分の骨膜に縫い付ける処理をおこないます。
下に縫い付けるということは、どれだけ引っ張るかにもよりますが、多少なりとも眼球の下側の脂肪が引っ張られる力も働くのではないかと気になっていました。
もしそうなるとするならば、眼球が下がり上瞼側のスペースが増え、まぶたの凹みが酷くなる可能性もあります。
裏ハムラ法によって、上瞼が凹むことがあるのか聞いてみました。
裏ハムラによって、上瞼が凹むことはありますか?
そうなると言う人もいるけど、私はそうは思わないです。
いままで施術してきて凹んだ人は見たことがないです。
先生は、凹む可能性は低いと見ているようです。
ほかのクリニックの先生にも同じ質問をしたところ、脱脂の場合は凹んだという追跡調査もあるけれど、裏ハムラは分からないとのことでした。
調べたところ、ハムラ法なら脱脂より圧力を保てるのではないかと解説しているクリニックもありました。
参考:プラストクリニック 目の下の経結膜脱脂法で上まぶたはくぼむか
口コミを探した限りでも、上瞼が凹んだというものはほとんど見かけなったので、杞憂なのかもしれません。
ただ、湘南美容クリニックの目まわりの施術(脱脂も含む)の注意事項として、「脂肪をたくさん切り取ると、目袋の部分や目の上が凹むことがあります。」との記載はありました。
裏ハムラをしたらまた出てきた時のふくらみは変わる?
裏ハムラ法は、目の下のリガメント(靭帯)の一部をはがし、脂肪を再配置します。
本来の形とは変わることになりますが、老化がまた進行した時にはどのような飛び出し方をするのか気になります。
裏ハムラをした場合、また老化で脂肪が出てきてしまった時には、ぼんやりと広く出ることになるのでしょうか?
そうですね。元の出方とは変わると思います。
裏ハムラが日本でおこなわれるようになって、17年程度ですから加齢の仕方はまだあまり分かっていないのかもしれません。
ただ、裏ハムラ法から、10年後、15年後の写真は、ネットで見ることができます。
↓
クリニック日比谷まとめ【 裏ハムラの長期経過10年後、15年後】
これを見るとまた老化で出てくるどころか、15年経ってもbeforeより綺麗な状態を保てています。
まだ50代の方らしいので、この後はどうなるのかというのもありますが、これだけ綺麗に持ってくれたら気にしなくていいのかな。
裏ハムラ後に高周波などの施術は受けてもいい?
裏ハムラは、目元の脂肪を再配置し骨膜に縫い付ける施術です。
ハイフや、高周波、レーザー治療の中には、クマの付近まで打つものもありますよね。
裏ハムラの後に施術を受けたら、それで糸が切れたりしないか心配です。
施術のあとどれくらいでレーザーや高周波を受けても大丈夫ですか?
2カ月経てば問題ありません。
深さ的にも影響は受けません。たるみのためには裏ハムラの後も受けた方がいいと思いますよ。
2カ月あれば癒着しますし、深さ的にも影響はないとのことでした。
ドライアイが悪化することはない?
僕はドライアイを持っています。
二重や切開など目が大きくなる施術は、ドライアイになる人もいるらしく、施術の影響でドライアイが酷くならないか心配でした。
ドライアイが酷くなるということはないのでしょうか。
一次的にドライアイになったという方もいます。
ですが、その場合でも数か月で戻るので問題はないと思われます。
ほかのクリニックの先生にも同様の質問したのですが、術後安定するまでは一時的に目の下が広がってたれ目になることもあり、それが影響して短期的にドライアイになる人もいるとのことでしたが、涙の分泌量という点では問題はないとのことでした。
ちなみに、ドライアイの点眼薬はいつから再開していいか聞いたのですが、湘南美容クリニックはかかりつけの眼科医に相談してくださいとのことでした。
もうひとつのクリニックでは、封のされたもの(菌の心配のない)でしたら翌日から可能とのことでした。
ミッドフェイスリフトを併用した方がいいの?
裏ハムラ法とあわせてミッドフェイスリフトをおこなっているクリニックもあります。
ミッドフェイスリフトとは、垂れてきてしまった頬の脂肪も持ち上げて高い位置で固定する施術です。
頬の脂肪があがってくれたら、若々しくみえますし、ゴルゴラインもマシになると思うのですが、一緒におこなった方がいいのでしょうか。
ミッドフェイスリフトというのは一緒にした方がいいのでしょうか?
ありますね。僕は効果がないと思っています。なのでやっていないです。
裏側からだと、ほとんど意味ないですね。
裏側だと、切開範囲が狭く引き上げられる範囲も狭くなるため、ほぼ意味がないとのことでした。
ほかのクリニックの先生も、効果は小さく、それが理由で、どれだけ効果が持続するかも観測できないというような返答でした。
裏ハムラを執刀できる先生の数は限られる
以上がカウンセリングの内容でした。
この後に、見積もりと施術の注意事項などの説明をカウンセラーさんにしてもらい帰宅しました。
僕は今回は施術の予約はしませんでしたが、施術を受ける場合はカウンセリングをした先生がおこなうことになります。
裏ハムラ法は執刀ができる先生が限られており、僕がカウンセリングをした院で裏ハムラができる先生は1人のみでした。
湘南美容クリニックホームページには、裏ハムラを得意としている先生の紹介や症例が載っていますので、先生の目星をつけ、少し遠くてもよいと思った先生のカウンセリングを受けに行くことをおすすめします。