この前、額にボトックスを打ったら失敗してしまいまして、片目の開きが悪くなってしまいました。
過去の写真と見比べてみると30%ほど目が開かなくなったくらいなのですが、もう片方は100%の開きのままでしたので、左右差がひどく明らかにおかしい表情です。
例えるなら、ボクシングの試合をした後のような感じでしょうか。
2ヵ月半経過し、ボトックスの効果も切れ元にはもどったのですが、その間は人には会いづらかったですね。
では、なぜ失敗したのか、今回の失敗の反省点など話していきたいと思います。
額のボトックスで目の左右のバランスが変わってしまった
まずは、最初にどんな感じで失敗したのか写真をお見せしたいと思います。
眉毛の位置を見て欲しいのですが、写真左側の眉が下がっているのが分かるでしょうか。
ボトックスを打つ前の眉の高さは下の写真のような感じです。
僕は、子供の頃から、額の左側だけにシワがよる癖があります。
それが気になっていたわけですが、目の開きが悪くなるリスクがあるので、だいたいどこのクリニックもボトックスの施術範囲に額の下側は書かれていません。
ですが、額の上だけ打っても、僕が気になっているところには効果がありません。
そこで、今までボトックスを打ってくれていた先生は、左の下側だけマイクロボトックスのように、浅い層に細かく打つ打ち方をしてくれていたんですよね。
浅く打つと、深い筋肉の動きは止めないので、表面はなだらかになるけど目の開きには影響が少ないのだそうです。
それがすごくよかったので、今回は別の先生に似たように打ってもらったのですが、効きすぎてしまい片側だけ目が開かなくなってしまうという事態になりました。
施術前から嫌な予感はしていた
ボトックスの効果が出る前から、失敗になりそうな気がして不安でした。
僕は施術の時に、笑気麻酔を使っていたのですが、今回担当した先生は麻酔が効いているのか聞いてこなかったんです。
そして、前回の施術の効果はどうだったのか、今回の施術で希望はあるのか、と言った決まりの質問もなく、そのまま施術をはじめようとしたんですよね。
じゃあ、打っていきますね。
注射を打つ直前で僕は慌てて聞いてみました。
額の左側のシワが気になるので、今まではそのあたりをマイクロボトックスで打ってもらったんですけど、同じように打…
あーカルテに細かく打ったって書いてありましたね。じゃあ、そんな感じで打っていきますねー。
カルテに書いてあったのを知っていたのに、そのまま額の上部だけ打とうとしたのは自信がなかったのでしょうか。
話しきる前に話をかぶせられたのも、ちゃんと伝わっているのか不安です。
聞くべきことを聞いてこなかったり、どこか慌ただしく、急いでいたのかもしれません。
嫌な予感はしましたが、もう診察台の上ですしそのまま任せることにしました。
いざ施術がはじまると、嫌な予感は当たりました。
マイクロボトックスで打ってもらうところも2箇所しか打っていませんでしたし、深く量もしっかり打っている感じがしたんですよね。
前の先生と違うような…。
ですが、ボトックスの効果が出るまでに1週間ほどかかるので、すぐには結果がわかりません。
ただの杞憂でありますように…。
と思っていたのですが、写真の結果となりました。
ちゃんと医師の指名をするべきだった
今回の失敗の原因は、先生の指名をしなかったことでしょう。
半年以上ぶりにボトックスを打ったので、指名することをすっかり忘れていました。
少し特殊な打ち方をしてもらっていたのですから、それを提案してくれた先生に頼まないと失敗のリスクは高まりますよね。
僕は今まで、ヒアルロン酸でも失敗してしまったことがあるのですが、手頃な施術はつい油断しがちです。
メスを使う施術じゃなくても、形作る施術はしっかり先生を選ばなければだめだと痛感しました。
ボトックスを失敗した時にできる対処
ボトックスが失敗した時は、注射による対処法もあります。
ボツリヌストキシンの効果を弱めるアセチルコリン塩化物を1~2週間間隔で2~3回注射することにより、筋肉の働きが戻るのだそうです。
ただ、料金も1回1~2万円が相場と高いですし、複数回繰り返さなければならず回復まで時間もかかります。
ほかにも、温まると効果が早くなくなるとの噂もありますが、ボトックスは熱に弱い性質があっても、効果が出てから温めては意味はありません。
なので、基本的には効果が切れるまで待つという選択が一般的なのではないかと思います。
以上、ボトックスで失敗してしまった体験談でした。
ボトックスを受ける時は、信頼できる先生に頼む以外にも、大事なスケジュールに重ならないように気を付けた方がいいですね。