先々月、Panasonic製のウォーターピック「ドルツ ジェットウォッシャーEW-DJ53-W」を購入しました。
買って良かったという口コミもよく見かけますし、ものぐさな友人までもが
ウォーターピックはいいよ
と言っていたので、気になっていたんですよね。
ですが、値段もそこそこしますし、買いためていた糸ようじやフロスがもったいないしなあ…。
そんな中、美容医療の糸リフトをおこないまして、ダウンタイム中は口が少ししか開けられない状態に。
歯はなんとか磨けるのですが、フロスをするのは痛くて無理。
そこで、ウォーターピックなら口をあまり開かなくても歯間洗浄できるのでは!?と購入に踏み切った次第です。
現在、2ヵ月使用してみましたが、爽快感があって気に入っています。
というわけで、使用感や、手入れは面倒臭くないのかなど2ヵ月使った感想をレポートしていきたいと思います。
ドルツジェットウォッシャーの選び方
ドルツのジェットウォッシャーは種類が複数あります。
これだけ種類があると、どれを買っていいのやら…。
さらに古い型番もあるんですよ。
僕はこの中からEW-DJ54の1世代前の機種となるEW-DJ53を購入しましたが、以下のように選びました。
電源コードかコードレスか
ドルツは、据え置きタイプとコードレスのハンディタイプに分かれます。
据え置きは長さ1mほどの電源コード、コードレスは充電式と電池式の2種類。
僕は、バスルームで使いたかったのでハンディタイプの選択肢しかありませんでした。
となると、充電式のEW-DJ5〇~シリーズまたはEW-DJ41、乾電池式のEW-DJ10になります。
歯周ポケットと歯間か歯間のみか
ドルツは気泡を一緒に噴射する超音波水流の機種と、通常の水流であるジェット水流の機種があります。
公式の説明では、超音波水流は歯間のみではなく歯周ポケットにも使え、ジェット水流は歯間のみの対応となります。
そして、据え置きタイプと充電タイプは超音波水流が使え、電池式のEW-DJ10のみがジェット水流となります。
僕は、歯周ポケットも洗浄したかったので、EW-DJ10は選択肢から除外。
EW-DJ41は、僕が購入した時にはまだ発売されていなかったので、コードレスでジェット水流が使えるEW-DJ5〇~シリーズから購入することにしました。
ちなみに、EW-DJ41はEW-DJ5〇~シリーズよりタンク容量が小さい携帯サイズになります。
EW-DJ53のサイズはシャンプーボトルくらいの高さがありますので、持ち運ぶ方はEW-DJ41やEW-DJ10が良いかと思います。
主な違いを表でまとめてみると以下の通り。
型番 | EW-DJ74 | EW-DJ63 | EW-DJ54 | EW-DJ41 | EW-DJ10 |
電源 | 電源コード | 電源コード | 充電式 | 充電式 | 乾電池 |
容量 | 600ml | 600ml | 200ml | 150ml | 165ml |
水流 | 超音波水流 | バブル水流 | 超音波水流 | 超音波水流 | ジェット水流 |
水圧レベル | 10段階 | 無段階調整 | 5段階 | 4段階 | 2段階 |
EW-DJ52、EW-DJ53、EW-DJ54の違い
現在ネット通販では、EW-DJ52、EW-DJ53、EW-DJ54、が買えますが、違いは付属品のみで差はほとんどありません。
EW-DJ52は2019年モデルで、ノズルは超音波水流ノズルのみ。
EW-DJ53は2020年モデルで、ノズルは超音波水流ノズルとポイント磨きノズル。
EW-DJ54は2021年モデルで、ノズルは超音波水流ノズル、ポイント磨きノズル、舌磨きノズルの3つ。
タンクの容量や機能面での違いはありません。
僕の場合は、2020年モデルが在庫処分セールで2021年モデルより1000円ほど安く、2019年モデルは逆に取り扱っているところが少なく高くなってしまっていたので、2020年モデルであるEW-DJ53を購入しました。
舌磨きノズルが不要で、2020年モデルが安くなっていれば、僕のように旧機種を買ってもいいかもしれませんね。
ドルツジェットウォッシャーの使い方
使い方は簡単で、①水圧のレベルを設定して、②電源ボタンを押すだけ。
水圧のレベルが前回と同じでいいなら電源を押すだけです。
水流はコードレスタイプは5段階の調整ができますが、3か4で十分に綺麗になります。
ポイント磨きノズルは、ブラシの間から水流が出るのですが、その分水流はマイルドになりますね。
矯正器具をつけている方には良さそうですが、無くても問題ないかな。
僕は、使い勝手を考えてコードレスタイプにしましたが、据え置きタイプでもそこまで使いづらくはないかと思います。
洗面台での使用は何回か試してみましたが、排水が本体や手をつたって流れ落ちる点と、口を開けすぎると水が外に飛び出してしまうという点に気を付ければ大丈夫。
それよりも、洗面台では前傾姿勢をキープしなければなりませんので、腰痛持ちの方は据え置きタイプは辛いかもしれません。
手入れは面倒臭くない?
購入前は手入れの心配をしていましたが、思いのほか面倒ではありませんでした。
使用後は、完全防水なので本体に水をかけて洗い、タンクに残った水を捨て、底蓋を外して乾かすだけです。
ですが、下の写真のようにどうしても管の中に水滴が残ってしまいますので、いつも数秒水を噴射してから使うようにしています。
ノズルは、公式の説明では、超音波水流ノズルは6ヵ月、ポイント磨きノズルは3ヵ月、舌磨きノズルは6ヵ月が交換目安なのだそう。
使用2ヵ月の今では、まったくへたっている感じはしないです。
充電は1時間のフル充電となり、10分間動作します。
1回の給水で1分10秒ほどの稼働で、歯周ポケットまで丁寧に当てると2回給水(200ml×2)が必要なので、計2分20秒ほどですね。
充電時間も短く1回フル充電すれば4回ほど使用できますので、充電を忘れたことも無いですしその点でも楽でした。
糸ようじやフロスよりすっきりする
ドルツジェットウォッシャーを使った感想ですが、はじめのうちはこんなものか程度にしか思わなかったのですが、現在は必需品になっています。
フロスや糸ようじより爽快感があり、綺麗になっている感じがします。
特に、歯ブラシでは届きづらい一番奥の歯の裏側の歯周ポケットを洗浄できるのがいいですね。
コーヒーを飲んでうがいをしたのに、奥歯の歯周ポケットにウォーターピックを当てると、コーヒー臭がかすかに広がります。(汚い)
親知らずが生えている人にはかなりいいんじゃないかな。
購入前は面倒で続かないんじゃないかと思っていましたが、フロスより使用が楽ですし気持ちが良いのでやみつきです。
僕は、歯周ポケットに使え耐久性や静音性の口コミの良いドルツのジェットウォッシャーを購入しましたが、友人はワゴンセールで買った中国メーカーの1500円の製品でも満足していた(3ヵ月で壊れて買い直したそうですが。)ので、予算面でドルツはちょっとという方も中国メーカーも含めウォーターピックを検討してみると良いのではないかと思います。