初心者がセルフカットで失敗しないためのコツ

ヘアケア

僕はカット、カラー、パーマはセルフでおこなっていて、セルフカットは15年ほど200回近くはおこなっています。

セルフカットは意外と簡単で、セルフパーマと比較すると習得も容易です。

いつでも好きな時に切れますし、美容師さんとの意思疎通で失敗することもなく、何よりお金がかからないというメリットがあります。

 

ただ、セルフカットは「トップをこの角度で引き出して何センチまでカット」というような体系的な切り方は難しいですし、雰囲気でそれっぽく切るしかありません。

慣れてきても失敗することはありますし、セルフで切るには難しい髪型もあり冒険することも難しくなります。

 

美容院で切れば自分に似合う髪型を一緒に考えて貰えますし、やはりプロに切ってもらった方が綺麗です。

 

ですが、新型コロナの影響で散髪に行きたくてもいけないと悩んでおられる方も多いのではないかと思います。

 

ですので、今回は、セルフカットで失敗しない為に抑えるべきポイントを紹介していきたいと思います。

 

セルフパーマのかけ方はこちらの記事をご覧ください。

セルフパーマのやり方
僕は、カット・カラー・パーマは全て自分でおこなっていて、セルフパーマも10年以上、計35回~40回はかけています。 先日パーマをかけるついでに写真を撮ったので、初心者の方にも分かるようセルフパーマのかけ方を紹介していきたいと思います。...
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必要な道具

・ハサミ(カットシザー)
・鏡
・カットコーム
・ダッカール
・散髪ケープ&タオル(人によっては)
・霧吹き(濡らして切る場合には)

ハサミ(シザー&セニングシザー)

ハサミは工作バサミではなく、ヘアカット用のハサミを使いましょう。

違いは何かというと、切れ味や、開閉のしやすさ持ち方が違います。

工作バサミですと、開閉の抵抗が強いため細かく切れずにバッサリ切れてしまいますし、抵抗が弱いものは切れ味が悪く髪がハサミから逃げてしまったりと上手には切れません。

 

 

では、どのようなハサミがよいのかというと、安い製品ではギャッツビーなどが出しているセルフカットセットなどがありますが、工作バサミと開閉の重さは変わらなかったので、あまりおすすめは出来ません。

反対に、美容師さん用のハサミは刃を当てただけでも切れるので、削ぐように切ったり、思い通りにスタイルを作ることが出来るのですが、一丁で数万円、数十万円はしますので素人が買うのは現実的ではありません

切れ味が良いので目視出来ないセルフカットですと指を切ってしまうことも多いですし、落とすだけで刃こぼれしてしまうほど刃がデリケートですので手入れも必要になってしまいます。

 

 

ですので、プロ用シザーを家庭用向けに改良したモデルである下の製品が値段的にも程よいのではないでしょうか。

左利きの方は、左用のハサミもあります。(僕は左利きですがカットは右用でも問題なく使えています。)


ただし、ちょっとセルフカットを試したいだけでしたら工作バサミでもなんとかなりはします。

僕は、友人の髪も切っているのですが、カットシザーを何度か忘れ、カニの足を切るペンチのようなハサミで友人の髪を切ったこともありますが何とか切れました。(手がとても疲れました。w)

鏡は、自立できるルームミラー合わせ鏡用のハンドミラーが必要です。

後ろ髪を切る時は、ハンドミラーで合わせ鏡をし細かく確認しながら切りますので、大き目でクリアに映るものを選びましょう。

カットコーム

カットコームは100均のものでも構いません。

後で写真を載せますが、人差し指と中指で髪をはさむ時にも、親指、薬指、小指で手に持っていますので、リングコームよりカットコームの方が持ちやすいです。

ダッカール

髪を止める道具ですね。

髪を切る時はブロッキングをおこなうと解説されることが多いかと思いますが、セルフカットでは目視出来ないためブロッキングが崩れてしまいやすいです。

ですので、僕はブロックングをしませんので、ダッカールは少し髪を抑えておきたい時用に1~2本使うくらいです。

100均で売っているものでも、バネが強く根元までとまるものなら十分に使えます。

散髪ケープ&タオル

僕はパンツ一枚の姿で髪を切りますので、散髪ケープは不要です。

ケープをしても、結局は掃除機はかけますし、毛のついたケープを綺麗にする手間が増えるだけですから。

 

ですが、裸で髪を切ることが出来ない環境の方は、服に髪がつかないような工夫が必要です。

 

ケープが用意できない場合には、ゴミ袋に首と腕を通す穴をあけ散髪ケープがわりにできます。

こちらの方が、ケープを片付けなくても丸めて捨てられるのでよいかもしれません。

首元には、毛が入り込まないようにタオルを忘れずに巻いて下さい。

霧吹き

髪は濡らしながら切った方が、掴みやすいですし髪の抵抗も弱くなり切りやすくなります。

ただ、ドライで切った方が仕上がりの状態を確認しながら切れるため、はじめのうちはドライカットをお勧めします。

霧吹きは100均のもので問題ありませんし、ササっと切れるようになったら洗面台で髪を濡らしタオルドライをして切るだけでもOK。

ハサミの持ち方・切り方

ハサミは薬指と親指をリングに通し開閉します。

開閉は親指のみを動かすとハサミがブレずに安定します。

ハサミが固いなど親指のみ動かすのが難しいようでしたら、本来ならばそう動かすものなんだと意識する程度でOK。

 

切り方は、まず利き手でハサミを持ち、反対の手でコームを持ちます。(便宜上、ハサミを右手、コームを左手で説明します。)

シザーの切り方

1.コームで髪を引き出します。(左手)

2.ハサミを持った手の人差し指と中指で髪を持ちます。(右手)

※髪が紙ですみません。

3.コームをもった手の人差し指と中指で髪を持ち直します。(左手)

4.人差し指と中指から飛び出した部分を切ります。

人差し指と中指で髪をはさむのが難しいのであれば親指と人差し指でつまんでもOKです。

セニングの切り方

すきバサミの切り方ですね。

3番までは、シザーと切り方は変わりませんが4番が違います。

 

1.コームで髪を引き出します。

2.ハサミを持った手の人差し指と中指で髪を持ちます。

3.コームをもった手の人差し指と中指で髪を持ち直します。

4.毛の中間から毛先にかけて、すきバサミを入れていきます。

 

すきバサミは、引き出した髪に横から垂直に入れると段になってしまうこともあるので、斜めにハサミを入れるようにすると初心者でも失敗が少ないです。

また、同じ毛束に何度かすきバサミを入れる場合には、同じところで何度もハサミを開閉せず場所をずらして切ると綺麗に切れます。

 

引き出し方は、切った髪をおろした時にどうなるのかイメージしながら引き出すと良いですね。

例えば、サイドや後頭部は、上の写真のように横にスライスしてすきバサミを入れるとおろした時にそのままのラインが出てしまいます。(写真撮影の都合上横に引き出しています。)

縦にスライスして、すきバサミを入れると自然に綺麗に仕上がります。

切り方の動画は下の貝印の動画が分かりやすいです。

セルフカットでは真似しない方がいい切り方もしているので、手の動きだけ参考にすると良いかと思います。

それでは、以下セルフカットをする時のコツを紹介していきたいと思います。

ハサミは縦に入れる

最重要

ハサミは髪に対して縦(やや斜め)にいれましょう。

横からいれるのは慣れるまでは控えた方が無難です。

 

縦に入れるとバッサリ切ってしまう心配は少なくなりますし、ラインがボヤけてパッツンや変な毛束が出来ずに済みます。

慣れてきたら、髪を大きく短くしたい時は、バッサリ横に切ってから縦にハサミを入れ直すと早く切れます。

ドライカットで切る

美容院では濡れた状態で髪を切る事が多いかと思います。

ですが、セルフカットでは乾いた状態で髪を切ることをおすすめします。

 

それはなぜかと言うと、セルフカットは仕上がりを細かく確認しながら切り進めた方が失敗しないため。

人間の髪は水分を含むと伸びますので、濡れた状態でカットすると「乾いた時に想定より短かくなってしまった」というのはよくあることです。

 

慣れるまではドライカットで切るようにしましょう。

ちなみに、濡れた状態で髪を切ると、髪が柔らかくなり切りやすいですし、髪の痛みも少なくてすむというメリットがあります。

頭は球体であることを意識

人間の頭は平面ではなく球体です。

ですので、髪を引き出して平面で切ると下ろした時には自然なグラデーションが出来ます。

また、髪を引き出さずに下ろしたまま揃えて切るとパッツンになります。

引き出す角度を画像より抑えめにすれば、重めのレイヤーに。

引き出す角度によって重さ軽さが変わるという事を頭の片隅に置いておいて下さい。

前髪は下ろして切る

前髪は髪型の印象を大きく左右する需要な部位です。

髪の切り方で、基本的に引き出して切ると説明しましたが、前髪に限ってはその限りではありません。

髪を引き出して切ると、下ろした時の状態を確認せずに切る事になりますし、前述したとおり頭は球体ですので軽くなりすぎたり、不慣れなうちは失敗しかねません。

 

前髪は下ろした状態で、引き出すにしても少し持ち上げる程度にして、慎重に縦にハサミを入れながら切りましょう。

持ち上げるにしてもこの程度の角度で。

つながりはそこまで意識しなくてOK

ヘアカットは、髪の長さを段差ができないように、隣の毛の長さと近くなるように切ることが基本です。

短いく切るパネルと、長く切るパネルがあったらその間をグラデーションで切るような感じです。

 

美容師さんのyoutube動画を見てみると、「ガイドを作ってその長さ合わせて全体を繋げていく」などと解説されていることも多いです。

 

たしかに、基本ですので意識して欲しいポイントではあるのですが、繋げていく事ばかりを意識すると左右非対称のいびつな形になってしまったり、切りすぎてしまったりと初心者には難しいのではないかと思います。

 

つながりは大事ですが、結局は仕上がりが一番大事。

つながりは何となく意識する程度にして、全体のバランスに意識をむけ、切っては髪をおろすを繰り返し細かく確認しながら切った方が失敗は少ないです。

髪は短い方から長い方に流れる

髪の毛は短い方から長い方に流れる性質があります。

ですので、前髪を右に流したいのならば、左を短めに右を長めにカットすると右に流れます。

 

ただ、もともとの生えぐせの方が影響が強いので、癖のある髪を綺麗にカットしたいのであれば美容院に行った方が良いですね。

セルフカットで変な流れが出来てしまった。

という時には髪の長短を確認してみてください。

立ち上げたい時は下に短い毛を作る

毛は短いとコシが強く、長いと柔らかくなる性質があります。

僕は髪が猫っ毛でペタンとしやすいのですが、トップ部分を立ち上げたい時は根元付近からスライドカットで短い部分を作ります。

 

すると、短い毛の上に長い毛が覆いかぶさりますので、立ち上がりボリュームを出すことが出来ます。

 

スライドカットはよく切れるハサミでないと出来ませんので、無理にする必要はありません。

短い毛は立ち上がりやすく、長い毛は自身の重さでペタンとなりやすいと覚えましょう。

後ろはあわせ鏡で細かく確認しながら

セルフカットで苦戦するのが後ろ髪です。

後ろ髪は前髪と違って左右対称が基本ですが、それを手探りで行わなければなりません。

 

例えば襟足だと、

あわせ鏡で確認

襟足を摘む

はみ出ている部分をハサミを縦にいれカット

あわせ鏡で確認する

と細かく繰り返しながら切る他ありません。

 

手鏡がない場合には、スマホで撮影する方法もとれますが、時間もかかりますし精度も落ちますのでおすすめは出来ません。

ツーブロックはバリカンで

サイドに刈り上げを作る場合には、バリカンがおすすめです。

ダッカールで切る部分を取り分けてバリカンを当てていきます。

両サイド刈り上げる場合には、左右差をよく確認しながら行ってくださいね。

 

ハサミでも刈り上げを作ることは出来るのですが、指とコームを固定し頭皮からの距離が一定になるように切りますので技術が必要。

セルフだとトラ刈り(段々模様)になってしまったり難易度が高いものになります。

後頭部の刈り上げは第三者にやって貰った方がいい

後頭部の刈り上げはセルフカットではおすすめできません。

前述したとおり、ハサミで刈り上げるとトラ刈りになりやすいですし、バリカンでも左右対称に切りづらいためです。

後頭部の刈り上げはセットでごまかせない分、セルフでおこなうと良く見ると変になっちゃうんですよね…。

 

後頭部を刈り上げたい場合には、第三者に頼むほかないと思います。

特に気を付けるべきポイント

セルフカットで失敗を減らすために押さえておくコツを紹介しました。

はじめのうちは意識することが多く混乱してしまうかもしれませんので、

・ハサミを縦に入れる
・慎重に少しずつ確認しながら切る
・前髪は下ろした状態で切る

の3つだけを抑えるつもりでカットしてみて下さい。

はじめのうちは前髪のみカットをし、少しづつ慣れて行くと良いかもしれませんね。

 

 

セルフカットは後頭部の刈り上げなどは難しいですが、慣れると様々なスタイルも出来なくはありません。

僕自身も短髪や、ツーブロック、ボブくらいの長髪、アシンメトリー、ショートマッシュなど色々試してきました。

 

こちらのセルフパーマの記事では、僕自身のカットのビフォー&アフターも載せていますので、よろしければ参考にご覧ください。

セルフパーマのやり方
僕は、カット・カラー・パーマは全て自分でおこなっていて、セルフパーマも10年以上、計35回~40回はかけています。 先日パーマをかけるついでに写真を撮ったので、初心者の方にも分かるようセルフパーマのかけ方を紹介していきたいと思います。...
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