僕は、小鼻の毛細血管拡張症の治療中で、いままでVビームを2回受けてきました。(保険適用)
まだ血管拡張は治りきっていないものの、2回の施術でも効果は十分に感じており、
顔全体にも施術してもらえたら、顔の色ムラにも良さそうだな。
とVビームフェイシャル(自費診療)にも興味を持ち始めていました。
そんな中、Vビームの保険治療+粉瘤の手術を受けに行ったところ、保険の都合上、同日に粉瘤の手術をするとVビームに保険が適用出来ないとのこと。
自費診療ならVビームも打てるとのことでしたので、どうせなら小鼻ではなく顔全体に打ってもらおうとVビームフェイシャルを受けてきました。
Vビームフェイシャルとは
Vビームは、ヘモグロビンへの吸収度の高いダイレーザー(595nm)を使用し、毛細血管拡張、赤アザ、などの治療では保険も適用されます。(クリニックによっては保険診療をおこなっていない場合もあります。)
しくみとしては、レーザー光が血液中のヘモグロビンに吸収され発熱し、発達し過ぎた血管などの周辺組織を破壊するといったもの。
医療脱毛は、黒色メラニンへの吸収度が高いレーザーが、毛根に反応し周辺組織を破壊しますが原理が似ていますね。
また、Vビームは、肌の赤みを退色させ肌の色調を均一にし、熱作用によってコラーゲンを生成し肌にハリを持たせる作用があり、自費診療となりますが、ニキビ跡、酒さ、赤ら顔、赤い傷跡などの赤みの治療や、小じわなどのアンチエイジングにも使用されています。
ほかに、ジェネシスも赤みの改善が期待できるレーザーフェイシャルですが、赤みへの作用という点ではジェネシス(ヤグレーザー)よりVビーム(大レーザー)の方が効率がよいそうです。
双方のレーザーの効果の高さをみると、595nmのへモブロビンの吸収度が10程度、1064nmの吸収度は0.4程度なので、色素(ダイ)レーザーがNd:YAGレーザーに比べ25倍程度吸収効率がよいことになります。
この差が効果の差になります。
引用元:山手皮フ科クリニックHP
Vビームフェイシャルと保険診療が交互でも出来る
毛細血管拡張症のVビームを保険適用でする場合には、3ヵ月おきに施術を受けることができます。
自費診療の場合はクリニックによって間隔もかわりますが、僕の通っている、おおしま皮膚科では5週間おきに受けることができるそうです。
僕は、まだ保険診療も継続中ですので、
保険診療と自費診療を混ぜておこなうことができるのか?
自費診療をはさむと、保険診療の間隔が広がったりしないのか?
と心配だったのですが、
以下のように、自費診療と保険診療を混ぜながら施術を受けることも可能との事でした。
↓
1か月目 自費診療(レーザーフェイシャル)
↓
2か月目 自費診療(レーザーフェイシャル)
↓
3カ月目 保険診療(小鼻)
ひとまず、Vビームフェイシャルと血管拡張の治療が並行してできそうで一安心。
料金は、Vビームフェイシャルが全顔250ショットで税込み9,900円。
ほかのクリニックはVビームフェイシャルが2~3万くらいが相場ですので、安くて助かりました。
ホームページによると、おおしま皮膚科は合計金額が1万円以上の保険外診療のみクレジットカードが使えるとのことでしたが、9,900円でも使わせてくれました。
粉瘤の治療費が想定より高く、現金の手持ちがわずかに足りなかったので助かった…。(ヒヤヒヤした。)
施術の流れ、出力は控え目
施術の流れは、まずドクターによる診察後、機械が空くまで待合室で待機。
40分ほど待った後、施術室まで案内されました。
施術台に横になり待っていると、照射担当の看護師さんが入室。
はじめに、
顔全体のレーザーフェイシャルで間違いないですか?
(頬のみのレーザーフェイシャルもあるそう。)
はい。
どのあたりが気になりますか?
鼻まわりの色むらや赤みが気になります。あと頬も気になります。
分かりました。その部分を入念に照射していきますね。
と、簡単な確認がありました。
そして、メイク落としで日焼け止めを落としてもらい、アイガードを装着し照射開始となります。
照射時間は顔全体でも5分程度。
Vビームフェイシャルは、看護師さんの施術となるため出力が弱めに設定されているとのこと。
(施術後に機械のモニターを見た限りでは、先生の施術は9.5ジュール、レーザーフェイシャルが6ジュール。)
そのため、痛みは、たまにヒリッと刺激を感じる程度でかなり小さいものでした。
施術終了後は、保湿剤を塗ってもらい待合室へ。
待合室で日焼け止めを塗り直し、会計をして帰宅しました。
ひとつ前回との違いは、レーザーの機種が昨年12月はVビームⅡという機種でしたが、2021年現在はVビームプリマという最新機種にかわったようです。
ダウンタイムは無かった
毛細血管拡張症の治療のダウンタイムでは、内出血のような青あざが5日ほど続きました。
こんな感じです。
では、今回のVビームフェイシャルはというと、ダウンタイムはありませんでした。
施術から6時間後の写真でも、赤みや内出血は見られません。
施術から6時間後の写真。丁寧に打ってもらった鼻周りも内出血は無し。
顔全体が内出血したら、マスクをしていても人前にはしばらく出られないなと心配していましたが、杞憂でした。笑
次からは、接術後も予定を入れられそう。
ジェネシスとどっちが良かった?
あくまで、個人的な感想としてお読みください。
Vビームと同じく、顔の色味の悩みに使われるジェネシスですが、僕はいままで3回受けたことがあります。
では、Vビームとジェネシスどちらが良かったかというと、
・肌管理としてはジェネシスがいい。
・赤みに関してはまだ分からない。
という感想を持ちました。
肌管理としては、ジェネシスは施術後に、ツヤやハリなど肌全体の調子が良いという感覚が10日ほど続きましたが、Vビームは特に変化はないように感じました。
肌を整えるという目的では、ジェネシスの方が優秀なのかもしれません。
赤みに関しては、ジェネシス3回、Vビーム1回ともに、変化を感じていないので評価ができないということですね。
ただ、Vビームフェイシャルは今回がはじめて。
理屈では、ジェネシスよりVビームの方が赤みには効果的なはずです。
効果としてはまだ何も感じていませんが、5回はうける必要があるそうなので継続して受けて行こうと思います。
以上、Vビームフェイシャル1回目のレポートでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ジェネシスのレポートはこちらになります。