2年くらい前から歯の黄ばみが気になりだし、この夏ホームホワイトニングをはじめてみました。
初回購入した薬剤を使い切ったので、経過のレポートをしていきたいと思います。
しかし、思ったより時間がかかりました。
初回購入した薬剤は4週間分(4本)だったのですが、1週間分で8~9日は持つうえに、歯が痛むときや、糸リフトをいれて口が開かない時はお休みしていたので、2ヵ月ちょっとかかりました。
歯科クリニックでは、ホームホワイトニングは1ヵ月に6本、半年間の継続を目安にしてくださいと説明を受けたのですが、1ヵ月に2本、2ヵ月間の使用でも十分に目標の白さにはなれたのではないかと思います。
というわけで、2ヶ月間の経過写真を載せていきたいと思います。
ホームホワイトニングで使用した薬剤
僕がホームホワイト二ングで使用した薬剤は、過酸化尿素10%の薬剤となります。
過酸化尿素の濃度は、10%~45%が使われていますが、日本人はエナメル質の厚みが欧米人より薄いため20%以上の薬剤を使うと70%ほどの人に知覚過敏が起きるようです。
僕が使用した薬剤のメーカーはホワイトエッセンスで、10%、22%、35%の濃度があるとのことでしたが、はじめてでしたので安全をとって4本とも10%の濃度を購入しています。
ホワイトエッセンスは日本のメーカーで、マウスピース作成料が安かったのと、加盟店が通いやすい所にあったので選びました。
ほかには、アメリカ製のオパールエッセンスを導入しているクリニックも多いのではないかと思います。
ホワイトエッセンスの通院レポについては、こちらの記事をご覧ください。
ホームホワイト二ングの料金
2ヵ月分のホームホワイトニングの料金は、ホームホワイトニングスターターキット(マウスピース作成+薬剤2本)が13,200円、追加購入の薬剤2本で3,960円でしたので、計17,160円です。
はじめはクリニックに通ってマウスピースを作成してもらうのが面倒でしたので、『オパールエッセンスGo』という自分でマウスピースを作り使用するホワイトニングを検討していました。
ですが、オパールエッセンスGoのマウスピースは使い捨てで10回分とコスパが良くなかったので、はじめは面倒でもマウスピースを作って繰り返し使った方がお得と判断しました。
2ヶ月間使ってもマウスピースはヘタっていませんし、ホワイトニングをまたおこなう際は薬剤を買うだけでいいので、面倒でも先にマウスピースを歯科医で作成するのが、コスパ的にはいいのではないかと思います。
ホームホワイトニング2ヵ月分の経過写真
施術の説明 過酸化尿素により歯を白くする治療
施術のリスク・副作用 炎症、歯の色むら、知覚過敏
施術の価格 自由診療 計17,160円(税込み)
クリニック名 ホワイトエッセンス
では、ホームホワイトニングの2ヵ月の経過写真をみていきましょう。
汚い口腔内の写真が載っていますので、ご了承のうえ読み進めて下さい。
使用した薬剤は、ホワイトエッセンスの10%4本。
1回の使用時間は1時間30分~2時間の間です。
使用ペースは、週5回以上おこなってくださいと言われましたが、出来ている週と出来ていない週があり、平均すると3日のうち2日使用するペースだったと思います。
薬剤を塗布する歯は、前歯から犬歯まで(計6本)おこなう人が多いそうですが、僕はさらに1本奥の歯まで(計8本)ジェルを塗布しました。
ホワイトニング開始前
シェードガイドでは日本人の平均であるA3の明るさとのことでした。
シェードガイドはこういった歯の色見本です。↓
ホワイトニング開始から9日後(1本使用済み)
ホワイトニングの効果を実感できるまで1ヵ月はかかると言われていましたが、すでに黄ばみが抜けてきたような気がします。
ホワイトニング開始から20日後(2本使用済み)
あきらかにホワイトニング開始前より黄ばみが薄くなったような気がします。
ホームホワイトニングをしている間は色素が入りやすいため、コーヒー、チョコ、お茶、ワイン、カレーなど色のついた食べ物は禁止ですが、僕はあまり気にしていませんでした。
一応、仕事中に飲むものは水のみにしていましたが、すぐ歯を磨けばいいだろうと、ハイカカオチョコやカレーを普段通り食べていました。笑
ホワイトニング開始から43日後(3本使用済み)
期間が空いていますが、2本目を使い終わった後に、もみあげから顎にかけて糸リフトをいれ、口が開けづらくなったため、1週間ホワイトニングを休んでいたためです。
僕は、歯を真っ白したいというわけではなく、黄色いのを目立たないようにしたい程度に考えていたので、薬剤3本を使い終わった時点で満足していました。
ホワイトニングから64日後(4本使用済み)
1回目と比べると、だいぶ白くなったのではないかと思います。
下あごの犬歯が一番黄色かったので、そこに入念にジェルを塗布するようにしていたのですが、本数が増えるにしたがい色の差も気にならなくなったような気がします。
別の撮影環境で撮った、開始前と薬剤4本使用後の写真も見比べてみましょう。
ホワイトニング開始前
4本使用後
黄色味が強く見える環境で撮っているので、こちらの写真の方が分かりやすいかもしれません。
シェードガイドだとA3~A3.5くらいから、A1~A2くらいにはなっていますかね。
僕のように、黄ばみが気になるだけで白さを追求しないのであれば10%の薬剤4本でも十分に感じました。
白い斑点は消える?
ホワイトスポットというらしいのですが、ホワイトニング後白い斑点が歯にできることがあります。
これは、歯の組織にムラがあるため、ホワイト二ング効果の出方に差が出てしまう現象です。
僕の場合は、犬歯やその1本奥の歯の角に白い斑点ができました。
ホワイトニングをするたびに出来ていたのですが、中断して数日たつと分からなくなりますし(歯の再石灰化が起き目立たなくなるそうです。)、ホワイトニングがすすむにつれ気にならなくなったのであまり気にしなくてもよいのではないかと思います。
知覚過敏はどうだった?
過酸化尿素10%の薬剤を使いましたが、知覚過敏にはなりました。
痛みの度合いは軽めで、水を飲んだ時にキーンとしたり、布団に横になった時に少し気になって寝づらい時がある程度です。
特に、放置時間の2時間を過ぎ、2時間30分くらい放置してしまうと、翌日にキーンとした痛みが残ります。
痛みが起きてしまった時は、1日~2日休むとおおよそ収まるので、1日空けてホワイト二ングを再開していました。
また、痛むときは歯の先端が痛むので、ジェルを歯の先の方には塗らないようにし、奥歯も痛みやすいので奥歯にもあまり塗らないようにしていました。
今後のホワイト二ングの予定
ジェル4本で満足できる色味にはなれたので、しばらくはホームホワイト二ングはやめようと思っています。
もう少し白くすることも考えましたが、ホワイトニングはフリーラジカル(活性酸素)を利用して漂白をおこないますので、アンチエイジングという点ではやはり気になります。
1日で体内で生成される過酸化水素の量は6.5gですので、ホワイトニングに使う量はそれと比較すると微量なのですが、ホワイトニング後は口腔内が少しただれた感じになりますから、多少のダメージや粘膜からの吸収はあるでしょう。
ですので、これ以上は白くしようとせず、メンテナンスをたまにおこなうくらいにするつもりです。
カウンセリングで伺ったところ、何もしなかった場合の効果の継続は1~2年くらいでだそうです。
色を維持するだけなら、1週間に1回でも十分とのことなので、ひとまず半年くらいはそのまま何もせずに、その後にタッチアップを考えようと思っています。
以上、ホームホワイトニング2ヵ月間のレポートでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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