僕は今までフラクショナルCO2レーザーを12回受け施術にも慣れてきたように感じています。
最初のうちはダウンタイム中の過ごし方もあれこれ試行錯誤していたのですが、回数を重ねるうちにホームケアの方法も定まって来ました。
ですので、このページでは、フラクショナルCO2レーザーを受けた後に僕がおこなっているダウンタイムの過ごし方を紹介していきたいと思います。
あくまで、個人的なホームケアの方法ですので、参考程度に読んでいただき、受けられるクリニックの指示のもとホームケアをおこなうようにして下さい。
また、フラクショナルCO2レーザーと混同されやすいピコフラクショナルも僕は受けていますので、両者のダウンタイムの違いについても解説していきたいと思います。
クリニックの注意事項
クリニックによって注意事項は変わりますが、僕がフラクショナルCO2レーザーでお世話になっている湘南美容クリニックの術後の注意事項は以下になります。
アフターケアの注意事項
・施術後は、洗顔時、石鹸を泡立てて手で優しく洗って下さい。タオルなどでゴシゴシ擦らないでください。
・赤みが引くまでは、血行がよくなる行為(サウナ、スポーツ等)はお控えください。
・施術後3ヵ月は日焼け止めを必ず使用して下さい。
・日焼けをすると、色素沈着・色素脱失の原因となります、ほとんどの場合は数か月で焼失します。
また、保湿剤は6時間後から使用できますが、ビタミンCやハイドロキノンは24時間は使用しないで下さいとのこと。
たしかに、前にメラノCCの美容液をダウンタイム中に塗ってみたら、滲みて赤くなってしまったことがあったんですよね。
フラクショナルレーザーのオプションでビタミンCのイオン導入も選べますし、禁忌事項というわけではないようですが、刺激のある成分が入ったスキンケア用品は24時間は使用をさけ、その後も、部分的に塗り染みないか確認してから使用された方が良いかと思います。
湘南美容クリニックでは、ホームケアにはMTメタトロンを推奨しています。
Amazonでも売っていますが、本来であればクリニックやサロンの専売品であり、ロット番号が消されているというレビューもありますので、クリニックで買われた方が安心かと思います。(おそらく、横流ししている業者が特定出来ないように番号を消しているだけかと思われますが。)
ダウンタイム中はEasydew EXと白ワセリンのみ
前までは、ホームケアは「洗顔→EGF美容液→マスクシート→保湿ジェル→ホホバオイル 」という手順を踏んでいましたが、8回目頃からEasydew EXのマスクシートを使用した後に、白色ワセリンを塗るシンプルなケアをおこなっています。
EasydewEXは韓国デウン製薬のドクターズコスメでQoo10で購入しています。
こちらのショップを利用しています↓
WWW.QOO10.JP
なぜ、Easydew EXを使うようになったかというと、
・肌の再生を促進させるEGFが多く含まれており含有量が明記されている製品である
・ドクターズコスメでありながら安価である
・レーザー治療後のダウンタイム向けの製品で赤みを抑える処置がされている
という理由ですね。
下の関連記事の写真を見てもらえれば分かりますが、実際にEasy dewEXを使いはじめてから術後の赤みが改善しているように見えます。
ダウンタイムのホームケアといえば、多くのクリニックでも取り扱われているリジェンスキンSRSマスクが定番なのですが、1枚2,000円となにぶん高価です。
そのため、1枚500円程度で買えるEasydewを使いはじめたのですが、効果もしっかり実感できるので欠かせなくなりました。
白色ワセリンは、ダウンタイム中は乾燥しやすくなりますので、パック後にフタとして塗るようにしています。
はじめは厚めにワセリンを塗ることで湿潤療法の効果を期待していたのですが、残念ながらダウンタイムの短縮はありませんでした。
ですが、クリニックでも施術直後にワセリンを塗りますし、水分蒸発を防ぐには1番確実な方法ですから、ダウンタイム3~4日経過するまでは常に塗るようにしています。
フラクショナルCO2レーザーのダウンタイムは、3~4日目頃にカサブタ(ピアスホールの組織液が固まったようなもの)がポロポロと落ちるのですが、白色ワセリンを塗っているとカサブタが落ちてきませんので、目に入って痛い思いをしなくて済むというメリットもあります。
ただ、ベタベタして気持ち悪いですし、洗顔時に洗面台がベタつくデメリットもあります。
EasydewEXのマスクシートについて詳しくは、こちらのレポートをご覧ください。
プロテインを毎日飲む
髪や皮膚はたんぱく質が材料です。
今では美容目的でプロテインを飲む方も増えていますが、僕もダウンタイム中は欠かさずプロテインを飲むようにしています。
現在は、ボディウィングのソイプロテインを豆乳に溶かして飲むのが気に入ってリピート買いしているのですが、味は美味しいとは言えないので美味しくコスパの良いプロテインが良い方は、ボディウィングのホエイプロテイン(バナナ味)がおすすめです。
詳しくはこちらの記事でレポートしています。
実際のダウンタイムの過ごし方
実際のダウンタイムの過ごし方を、フラクショナルレーザー12回目の写真とともにお話していきたいと思います。
写真はiphoneのインカメで、洗顔後のスキンケアの前に撮るようにしています。
施術当日
当日は、施術6時間後から水洗いでの洗顔が可能ですが、24時間経過するまでは、洗顔料や、シャンプー、トリートメントが顔に触れてはいけないため、当日はシャワーを浴びずに寝るようにしています。
ですので、クリニックに行く前にシャワーを浴びておくとよいかと思います。
唇も6時間は食べ物や水分に触れてはいけませんので、事前に食事も済ませるようにしています。(水を飲む時は6時間はストローを使って下さいとのこと。)
洗顔はしませんが、クリニックで塗ってもらったワセリンはマスクでオフされてしまいますので、帰宅後はワセリンを追加で塗るようにしています。
あとは、ただひたすら眠るだけです。
顔がヒリヒリと痛み、疲労感もありますので、何かをする気力は起きずよく眠れます。笑
1日経過
目元を見て頂ければ分かるかと思いますが、まだ赤みが酷いですね。
水洗いは6時間後から出来ますが、24時間経過後から洗顔料が使えるようになります。
ワセリンは中々落ちませんが、肌を擦ることは厳禁ですので、泡をのせ優しく洗い流すだけにしています。
ワセリンは落ちきらなくてもいいやという気持ちで。
この日から洗顔後からEasydewEXのマスクシートを使い始めます。
EasydewEXのマスクシートは美容液が38mlと通常のパックの倍近い量があるので、袋に残った美容液を冷蔵庫で保存して2回に分けて使っても良いかもしれません。(僕は面倒なので1回で使い切っています。)
2日経過
ダウンタイム1日目より、カサブタが目立つようになってきます。
アップで見ると、頬骨のあたりなどザラザラとしているのが分かるでしょうか。
まだ赤みも残り、痒みや痛みも感じますので、1日目と同じ洗顔→マスクシート→ワセリンのケアです。
お風呂も、シャワーのみにし入浴はしないようにしています。
3日経過
休みは出来ればダウンタイム3日目まで取っておいた方が良いかと思います。
赤みはマシになりますが、カサブタが目立つようになります。
写真のように、お風呂上りは取れかけたカサブタが粉をふきます。
施術から72時間経過していますが、ケア方法は変わらずにワセリンまで塗るようにしています。
4日経過
この日からスケジュールの都合上、ワセリンを塗らないことが多いです。
ですが、うっすら痒みは感じますので休みが取れればワセリンを塗ることもあります。
カサブタは、まだ目立つのですが前日よりかはマシにはなっています。
筋トレなどの運動はこの日から再開し、湯舟に浸かるのもこの日から解禁しています。
5日経過
ほぼダウンタイムが抜けます。
この日から普段使っている化粧水や保湿クリームを使い始めます。
今回のダウンタイム中は、実験的に炎症を抑える働きのあるトラネキサム酸を飲んでみたのですが、普段との違いは分かりませんでした。
ピコフラクショナルレーザーとのダウンタイムの違い
ピコフラクショナルとフラクショナルCO2レーザーは、ともにレーザーをドット状に照射する施術で、毛穴や、くすみ、小じわの改善など似たような効果がうたわれていますが、使われているレーザーの種類が違いダウンタイムの質はまったく異なります。
では、どのように違うのかというとCO2レーザーの方が、施術中の痛みもダウンタイムの辛さも大きいものになります。
ピコフラクショナルは麻酔が不要なほど施術中の痛みは小さく、ダウンタイムも痒みを感じるのみで痛みはありません。
施術後の禁忌事項も大きく違い、ピコフラクショナルは施術直後から洗顔が可能です。
ただ、ピコフラクショナルは、ダウンタイムの痛みは無いといっても2~3日は点状出血が目立ちます。
そして、ダウンタイムが軽い分、効果もマイルドになるそうです。
ダウンタイムの違いをまとめると
ピコフラクショナル | フラクショナルCO2 |
点状出血が目立つ | 赤み・カサブタが目立つ |
軽いかゆみを感じる | 痛み・かゆみを感じる |
ダウンタイム3日ほど | ダウンタイム5日ほど |
効果は劣るかもしれませんが、CO2レーザーのダウンタイムが取れないという方に、ピコフラクショナルは良い治療かと思います。
ピコフラクショナルについて詳しくはこちらの記事でレポートしています。
まとめ
・マスクシートはEasydewEXがおすすめ
・3日目までは湯船に浸からずシャワー
・プロテインでたんぱく質を補給
以上が、僕のフラクショナルCO2レーザーのダウンタイム中の過ごし方になります。
あとは、睡眠をたっぷり取るようにもしています。
あくまで個人的なケア方法ですので、参考程度に留め、クリニックの指示のもとホームケアをおこなうようお願いします。
また、個人差やレーザーの出力によってもダウンタイムの長さは変わりますので、フラクショナルCO2レーザーをこれから受けようという方は、1度長期休暇中に単発で受けてみることをおすすめします。