鼻うがいでナサリンを5年使った感想【鼻洗浄器の口コミ】

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僕は、5年ほど鼻うがいが習慣化しています。

特に、冬場や風邪の引き始めにはかかすことが出来ません。

 

このページを訪れる方の中には、これから鼻うがいを始めようと考えられている方もおられるかと思いますが、初心者の方にはナサリン(Nasaline)の使用をおすすめします。

 

鼻うがいは、慣れていればコップからでも出来なくはないのですが、周りに水がこぼれたり、うまく逆の鼻の穴から水を出せず痛い思いをしたり大変なんですよね。

その点、注射器型であるナサリンを使えば初心者でも簡単に鼻うがいが出来ます。

 

ただ、長年使っていると悪い面も見えてきます。

ですので、ナサリンの使い方や、デメリットより良い使い方などを紹介したいと思います。

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ナサリンが初心者におすすめの理由

ナサリンが初心者におすすめな理由はただ1つ。

それは、正面や下を向きながらでも簡単に注入できることです。

 

コップやジョウロのような鼻うがい器では、上を向いて1度鼻奥に溜めてから排出したり、横をむいてチョロチョロと上の鼻の穴から注ぎ、下の鼻の穴から排出したりします。

そのため、上手にすすげなかったり、むせてしまって痛い目にあってしまったりと難しい…。

 

その点、ナサリンはピストンを押せば程よい水流で鼻の奥まですすげるので、下を向きながら楽な姿勢で鼻うがいが出来ます。

注ぎ方にテクニックが不要なので、鼻奥を閉じることだけに集中すれば良いんです。

 

コツを掴むのが上手い人は、ジョウロ型の鼻うがい器で十分だと思いますが僕は無理でした。

購入方法

購入は、楽天やAmazonから出来ます。

実店舗で売っているのところは見たことがないですね。

 

ナサリンはスウェーデンのENTproAB社の登録商標で、日本では株式会社エントリージャパンが製造販売しています。

Amazonでは、複数の販売業者が取り扱っており、日本人むけのパッケージと、外国人むけのパッケージの2種類がありますが、中身は一緒です。(品質も)

 

僕は、どちらも購入した事がありますが、おそらく日本人向けパッケージがエントリージャパンの製造販売品、外国人向けパッケージは輸入代行の出品業者なのでしょう。

品質はまったく一緒ですので、エントリージャパンも輸入品をパッケージだけ替えて販売しているのかもしれませんね。

ひとつ違いをあげると、日本人向けパッケージの方が説明書が若干ですが丁寧でした。

今回は日本人向けのパッケージのものを購入。

携帯用ケースに、ナサリン本体、鼻洗浄用の塩が10包入っています。

鼻うがいには、ほかに食塩水を入れるコップが必要です。

ナサリンの使い方

洗面台でも出来ますが、僕はいつも入浴時におこなっています。

生理食塩水を作る

体温と同程度のぬるま湯250mlに付属の食塩を1包入れ溶かします。

水は、1度煮沸し冷ましたものの方が衛生的にはいいようですが、僕は温度調整が面倒なので風呂の蛇口から出てくるお湯をそのままつかっています。(自己責任でお願いします。)

 

この際に、水温が低いと鼻の奥がツーンとしますので気をつけてください。

水温と塩分濃度が適切なら、痛みはプールで鼻に水が入った時の1/10程度かなと思います。

 

食塩水が出来たら、シリンジで吸い上げます。

シリンジは最大60ml入るので、250mlで左右2回づつ分になります。

鼻に食塩水を注入する

口を少しあけ、息を止めるか、口から少し息をはくと、鼻と口の間の気道が閉じている感覚があるかと思います。

その状態をキープし、吸い上げた食塩水を片方の鼻の穴から注入すると、勝手にもう片方の穴から食塩水が出てきます。

 

意識は鼻奥を閉じることに集中していればいいので滅多に失敗しません。

鼻の奥を閉じる感覚が掴めないうちは、「あー」と発声しながら注入すると楽に出来ます。

鼻が完全に詰まっていると、水が排出されずに口の方に流れてしまいますので、1度入浴して身体を温め鼻通りをよくすると良いと思います。

鼻の奥の塩水を出し切る

鼻を「フンっ!」とかめば、ほとんどの塩水を出せますが、鼻の奥は入り組んでいるのか、それだけでは少し食塩水が残ってしまいます。

すると、ふとした時にサラッと水が垂れてきちゃうんですよね。

 

ですので、塩水を出し切る必要があるのですが、僕は下を向いた状態(四つん這いの姿勢)で片方の鼻の穴を指で押さえ鼻から息を出しながら、頭をゆっくり左右に振るように出しています。

左右に頭を振る動作の中でも、僕は画像のように、下の鼻の穴を押さえ横をむいている姿勢が1番塩水の抜けがいいです。

慣れれば、この姿勢で左右抜くだけでも、十分抜けきるかと思います。

保管

使用を終えたら、先端のシリコーンチップ、注入器の筒部、ピストン部分を40℃くらいのお湯で洗い流します。

ゴムが滑りにくくなるのを防ぐため、水気をふかずに、そのまま注入器の筒にピストンを戻してから自然乾燥させて下さいとのこと。

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ナサリンは品質が悪く耐久性が無い

ナサリンをおすすめする理由や、使い方を説明してきましたが、長く使っていると悪いところも目に付いてきました。

それは、シリンジのピストン部にあるゴムの品質が悪いという点です。

お湯と塩水を入れるせいでしょうか。

正規品では2ヵ月も持ちません。

 

1ヵ月も使用すると、スムーズにピストンしないと感じると思います。

そして、もうしばらく経つとシリンジ内に黒い無数の点々が。

 

はじめは、シリンジ内は通気の悪いものですから、黒カビが生えたものだと思っていました。

しかし、エタノールで綺麗に掃除をしても、1度使用するだけでシリンジ内は黒い点々だらけに。

 

おかしいと思い、注入した液を観察すると、その中にも黒い点々が浮遊しているんです。

その時、はじめてゴムがポロポロと崩れて漂っていることに気づきました。

これを僕は鼻奥に注ぎ込んでいたのかと焦りましたね。

 

 

その後、医療用シリンジを買い、先端のノズルを付け替えて使ったところ耐久性は格段に良くなったので、ナサリンの品質が悪かったのでしょう。

みなさんも、鼻の奥にゴムを注入しないよう滑りが悪くなったら注意深く観察してみてください。

コスパよく使う方法

ナサリンの本体は値段の割に耐久性が低く、付属の食塩も高価ですので、そのまま使用しているとコストパフォーマンスが悪いです。

ですので、ランニングコストを抑える工夫が必要です。

塩は食塩でOK

ナサリンの説明書によると、ナサリン付属の精製塩は鼻洗浄用の精製塩ですので、ヨウ素、海藻、添加物などが含まれておらず安全とのこと。

また、一般の食塩より細かく溶けやすいです。

ですので、万全を期すならばナサリン精製塩を使った方がいいでしょう。

ただ、食卓塩の成分を調べたところ、日本ではヨウ素は添加物として認められていないので塩には入っていないとのこと。
参考:塩事業センター

 

上の塩事業センターのHPでは各食塩の成分を見ることも出来ますが、僕が鼻うがいにつかっている精製塩は99.5%塩化ナトリウムでした。

ナサリン精製塩は99.9%塩化ナトリウムですので純度は劣りますが、僕は食塩を5年使っていても問題はないです。

 

あくまで自己責任ですが、安く済ませたいのであればスーパーで精製塩を買ってきた方がリーズナブルです。

 

ひとつ面倒な点をあげれば、食塩を使う場合には濃度に注意が必要ですね。

生理食塩水の濃度は0.9%ですので、入れる食塩の量は以下の通りになります。

250mlなら2.25g
500mlなら4.5g
1Lなら9g

濃度が薄いと、鼻奥が痛いので気をつけてください。

 

ただ、2.25gってキッチンスケールで計るにしても、軽量スプーンで計るにしても、正確に計るのは難しいんですよね。

僕は、おおよそで痛くなかったらセーフという認識で小さじの半分(2.5g)を目安に計っています。
(自己責任でおねがいします。)

 

数回やれば、目分量で程よい塩の量が分かるようになると思います。

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シリンジだけ買い換える

正規品のシリンジはすぐ劣化しますので、ヘタってきたらシリンジだけを買い、シリコーン先端チップを付け替えた方が安くすみます。

僕がいつも買い替えているのは、こちらのAmazonで購入できるシリンジです。

 

ほかのシリンジでも先端が長いタイプであれば先端チップがはまると思いますので、サイズをよく見て購入されると良いと思います。

 

「じゃあ、はじめからナサリンは買わずに、医療用シリンジで鼻うがいをすればいんじゃない?」と、この話を聞いた方は思うかもしれません。

ですが、1番最初はナサリンでなければダメなんです。

 

 

僕は、この先端チップを何度か紛失していまして、ナサリンを3回ほど買い直しています。
(なくせるようなサイズでは無いはずなのですが…。笑)

その度に、ナサリンが高いので、この先端チップと同等のものはないか探し回ったのですが見つけることが出来ず。

 

シリンジのアタッチメントはあることにはあるのですが、どれも鼻の穴より小さく注入が難しいんですよ。

塩水がワキから漏れてしまったり、奥まで洗浄できなかったり。

 

鼻の穴にピタッと密着できるノズルはナサリンだけですので、1番最初はシリコーン先端チップを買うものと思いナサリンを買うしかないですね。

そして、一度買ったら使いまわせますので、僕のように乾かしている間に無くさないように気をつけてください。笑

鼻うがいはおすすめ

ナサリンについてレビューをしてきましたが、鼻うがいはとてもいいです。

僕は、冬は鼻づまりが酷く寝苦しかったのですが、鼻うがいをすると鼻通りがよくなるので欠かせません。

 

寝る時は、さらにタービンという製品とあわせ呼吸を確保しています。

はじめのうちは、鼻に水を入れるなんて怖いと思うかもしれませんが、意外にも痛みはほとんど無いです。

むしろ、鼻うがいを覚えてしまうと、癖になりますね。

ランニング後などは、排気ガスや花粉を吸い込んで洗わないままなんて考えられない!と今では思います。笑

鼻の奥がツーンとする風邪の引き始めにも直接洗えるのは助かります。

 

とにかく、数年やって良かったことですのでブログで紹介しました。

鼻通りに悩んでいたり、風邪予防をしっかりしたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

日本版パッケージです↓

タービンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

鼻づまりで眠れない時はタービンがおすすめ!鼻通りが良くなり快適に
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