ニトリの肩・首・背中も支えるまくらを返品した話【レビュー】

今年、はじめてギックリ首を経験してしまいました。

 

朝起きようとしたら、首にピキッと衝撃がはしり、起き上がることも寝直すこともできません。

これ以上、動いたらヤバいと思った僕は、中途半端な姿勢のまま腕で首を支え、少しずつ楽な姿勢を探すほかなりませんでした。

 

 

今まで寝違えたことはあったのですが、ぎっくり首ははじめてです。

変な姿勢で寝ていたわけでもないのになぜ…。

 

その1カ月くらい前に、坐骨神経痛にもなっていたのですが、１カ所を痛めるとそこをかばって連鎖してしまうのかもしれません。

 

 

それで、ネットで調べてみると、ギックリ首は1～2週間で治ると書いてあったんですよね。

それを信じて待つことにしたのですが、それが全然治りませんでした。

 

治りかけてくると、またピキッと痛みが走って振り出しに戻るを計4～5回。

はじめの発症から1カ月経っても、少しも良くなっていません。

 

 

そこで、わらにもすがる思いで、ニトリの「肩・首・背中も支えるまくら」を購入しました。

肩・首・背中も支える枕のレビューは評価が分かれる

僕は、ニトリの枕を楽天で購入しました。

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このまくらは、評価が分かれている枕です。

絶賛する口コミも多いのですが、ダメだったという口コミも見るんですよね。

そのため、公式サイトの口コミをみても、レビューの星の平均値は3.3と良くはありません。(執筆現在の評価)

 

ダメだった口コミを見てみると、

と言ったものが多いです。

 

特に、横向きで寝る人には向かないというレビューが多いように感じます。

僕は上を向いて寝ているので大丈夫かな？

 

不安はありますが、首痛がずっと治らないので、何もしないよりはマシだと思い購入しました。

肩・首・背中も支える枕は大きい

枕が到着しました。

 

裏面。

写真を撮り忘れてしまったのですが、枕2個は入りそうな大きいダンボールで届きました。

 

中身は圧縮されて入っています。

 

開封して空気を吸い込むと、ぐんぐん膨らみます。

 

サイズは、奥行き63cm、横幅75cm、高さ12cmで重さは1.7kg。

布団に乗せると布団の1/3を占めるくらいには大きいです。

 

僕は、それまでニトリの「ホテルスタイル枕 大判サイズ」を使っていたのですが、それよりも大きい。

 

高さは、ホテルスタイル枕より薄く見えますが、実際に頭を沈めると、高反発素材である肩・首・背中を支える枕の方が高いです。

 

背中と肩を乗せる部分は、なだらかな傾斜になっており、その後に頭を支える部分にくぼみがあり、首にフィットするようになっています。

写真では分かりづらいですが、真ん中にへこみがあります。

 

高さは頭を支える部分に入っているウレタンを抜くことで、少し低くすることもできます。(1.5cmほど？)

僕が実際に枕を試してみた感想

僕が、肩・首・背中を支える枕を使用した感想ですが、残念ながら合わなかったです。

使用することで、首痛が悪化してしまいました。

 

 

開封して最初横になってみた時は、フィット感がよかったので、首痛の改善を期待しました。

ですが、10分ほど横になっていると、痛みをジワジワ感じて、その姿勢が苦しく感じるようになりました。

 

ただ、ぎっくり首の痛みがかなりひどい時でしたので、家にあったどの枕を使っても寝ている間は痛みを感じていたんですよね。

なので、まだ判断はできないと思い、そのまま一晩寝てみることにしました。

 

 

そして、翌朝、首の痛みは改善するどころか悪化をしてしまいました。

おそらくですが、頭のへこみと首の盛り上がりの段差が、僕には大きかったのが原因かと思います。

 

一見フィットしているんですけど、高反発がしっかり首を押し返してくるので、首を必要以上に下から押し上げる形となり、負担になっていたのでしょう。

 

 

それに気づいた僕は、その次の晩は、ハンドタオルを2枚くぼみに入れて使ってみました。

すこし楽にはなったものの、姿勢に苦しさを感じますし、痛みもよくなりません。

寝苦しさから、朝には枕の下にズレ落ちて起きていました。

 

 

その後も、ウレタンを抜いてみたり、くぼみに入れるタオルの枚数を変えたり調節してみたのですが良くならず。

 

ホテルスタイル枕の時は、ぎっくり首→だんだん良くなる→ぎっくり首、の繰り返しでしたが、

肩・首・背中を支える枕は、改善傾向はみられず悪化するだけでしたので、危険と判断し3晩使って使用を中止しました。

枕は返品できるの？

ニトリは、家具などの返品を受け付けています。

 

衛生商品の返品はできないので、枕はできないと思ったのですが、ネットでは返品できたという口コミが見られたので僕も問い合わせてみました。

その結果、未開封であるか、開封済みでもサイズおよび仕様の確認程度の利用であれば返品できるそうです。

 

僕の場合は、ニトリ公式の通販サイトではなく、楽天で購入しましたので、購入履歴からショップへの問い合わせで返品処理をしてもらいました。

 

 

ただ、箱にしまって返品しなければならないので、枕を箱に入るサイズまで圧縮する必要があります。

手でぎゅうぎゅうに押しながら、ガムテープでぐるぐる巻きにしなんとか箱に収納できましたが、箱が弾け飛ぶんじゃないかと心配になるくらいミチミチでした。

 

 

返品は、佐川急便の回収をニトリに手配してもらいます。

僕は最短での回収をお願いして、問い合わせから1週間後でした。

伝票などは、佐川急便が持ってきてくれますので、枕を箱にいれてそれを段ボールに入れるだけです。

僕はダンボールは捨ててしまっていたので、プチプチでぐるぐる巻きにして梱包しました。

 

 

返金は、銀行振り込みでおこなわれました。

商品の代金から、返品送料を差し引いた金額が振り込まれます。

 

差し引かれる金額は以下の通り

商品の返送から、だいたい2週間ちょっとで返金はされていました。

 

返送分の送料を差し引いているとは言え、ニトリには損しかないですよね。

枕はおそらく廃棄となるでしょうし、手厚い対応に感謝です。

ホテルスタイル枕の方がよかった

結局、ホテルスタイル枕の方が反発が弱く、柔らかくフィットして楽でしたので、今はホテルスタイル枕に肩まで乗せて寝ています。

肩まで枕に乗せるというのは、首痛対策にはいいようで、たまたま大判を買っていてよかった。

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そして、仕事の合間にお尻や首のストレッチを入念におこなうようにしたところ、首痛と坐骨神経痛はかなりよくなりました。

辛抱強いストレッチ大事ですね。

 

返品が申し訳なかったのもあって、ニトリの高反発シートクッションを追加で購入したのですが、こちらはよかったです。

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オフィスチェアに座っていると、お尻が痛く感じてきてしまうのですが、その痛みが楽になったので、坐骨神経痛の解消にも一役買ってくれたのだと思っています。

ほかにもゲルマットや形が違うものが数種類あったので、お尻の痛みに悩んでいる人は店舗で試してみると良いのではないかと思います。

 

以上、ニトリの枕のレポートでした。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。