タイトル通りなのですが、
おっこれはかなりいいぞ!
という化粧水に久々に巡り逢えました。
オルビスユーローションという製品なのですが、現在、使用を開始し1ヶ月ちょっと経過。
日に日に良さを実感し、これは人に勧めたいなと思いブログに書きはじめた次第です。
今後の基本のスキンケアはオルビスユーに乗り換え決定です。
というわけで、オルビスユーとはどのような製品なのか、どういった特徴があるのか、使った感想なども詳しくレビューしていきたいと思います。
オルビスユーとは?
オルビスユーはORBISが販売するエイジングケアシリーズです。
2014年にブランドの象徴として作られたオルビスユーですが、2018年10月23日に全面リニューアル。
現行品は発売から1年でシリーズ累計420万個売り上げた人気商品です。
公式ホームページを見る限り30代以降の女性の使用を想定して作られた商品の様ですが、使ったところ男性の肌にも合いましたし、性別年代を問わず良い製品なのではないかなと思います。
そして、このオルビスユーは、「肌が本来持っている力を信じ、 不要なものには頼らない」というオルビスの信念のもと、細胞フィットネスという考えで研究開発された製品です。
細胞フィットネスとは、細胞レベルで肌を鍛え、セルフコントロール出来る自立した肌を目指すことなのだそう。
では、どういった点が今までのスキンケア用品と違うのかというと、細胞膜に存在するアクアポリンというタンパク質に着目している点です。
アクアポリンは老化や酸化ストレスで減少してしまうのですが、その肌全体のアクアポリンにアプローチする成分「キーポリンブースター」を配合しているのがオルビスユーなのです。
アクアポリンとは何なの?
人体の60~70%は水分で出来ていますが、細胞膜を形成する脂質二重層は基本的には水分を通しません。
そのため、膜タンパク質で水だけを通過させる水チャンネルが存在すると考えられてきました。
それが、1992年に発見された水分子を特異的に通す膜タンパク質「アクアポリン」になります。
肌にもこのアクアポリンはあり、血管の無い表皮では、皮膚の水分保持やバリア機能にとても重要な働きをしているのだそう。
そして、ポーラ化成工業株式会社の研究で、以下の事が解明されました。
※アクアポリン1と3が関与
※アクアポリン1はヤグルマギクエキスで増加、アクアポリン3はアマモエキスで増加、アクアポリン10はモモ葉エキスで増加
参考:真皮の線維芽細胞の増殖に「アクアポリン」が関係していることを発見 酸化ストレスによるアクアポリン減少を防ぐことで、みずみずしくハリのある肌へ
線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチンを生みだし肌のハリを作り出す、肌の土台となる細胞ですから、エイジングケアには重要ですよね。
オルビスユーの有効成分
オルビスユーは、シンプルな構成での使用を想定して作られたスキンケア用品です。
ですのではじめは、洗顔料、化粧水、保湿クリームのみで販売が開始されました。
そして、発売から1年が経ち、化粧水前につける先行型美容液や、ジュレパック、日中美容液がラインナップに追加されています。
各製品の全成分はこちらになります。
オルビスユーウォッシュ
モロッコ溶岩クレイ配合のブースター洗顔料
水、グリセリン、ミリスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、水酸化K、ステアリン酸、マルチトール、デシルグルコシド、モロッコ溶岩クレイ(汚れを吸着する洗浄成分)、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、アマモエキス(キーポリンブースター)、ポリクオタニウム-7(ハイドロキャッチ成分)、ポリクオタニウム-39、BG、DPG、セルロースガム
オルビスユーローション
超浸透とろぱしゃ化粧水
水、BG、グリセリン、ジグリセリン、プロパンジオール(保湿成分)、PPG-24グリセレス-24(保湿成分)、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、アマモエキス(キーポリンブースター)、シナノキエキス(保湿成分)、PEG-75(保湿成分)、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、PEG-400、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、キサンタンガム、カルボマー、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン
オルビスユーモイスチャー
濃密なうるおいでハリ感を与える新触感スフレジェリー
水、グリセリン、BG、ジグリセリン、PPG-24グリセレス-24(保湿成分)、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、アマモエキス(キーポリンブースター)、カラスムギ穀粒エキス(ハリ成分)、PEG-75(保湿成分)、プロパンジオール(保湿成分)、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、PEG-150、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、アクリル酸Naグラフトデンプン、酸化チタン、カルボマー、ベントナイト、水酸化K、フェノキシエタノール、メチルパラベン
オルビスユーセラム
化粧水前の先行型美容液
水、グリセリン、BG、PPG-24グリセレス-24(保湿成分)、アルギニン、乳酸桿菌/コメ発酵物、水酸化レシチン(保湿成分)、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、アマモエキス(キーポリンブースター)、カルボマー、DPG(保湿成分)、キサンタンガム、ジグリセリン、水酸化K、マルチトール、クエン酸、ポリアクリル酸Na、クエン酸Na、乳酸Na、塩化Ca、塩化Mg、フェノキシエタノール、メチルパラベン
オルビスユージュレパック
いつもの洗顔の代わりに週3~4回のスペシャルケア
水、DPG、グリセリン、PEG-7(カプリル/カプリン酸)グリセリズ、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、ジグリセリン、マルチトール、プロパンジオール(保湿成分)、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、アマモエキス(キーポリンブースター)、PEG-75(保湿成分)、結晶セルロース、ラウリン酸ポリグリセリル-10、カルボマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、BG、水酸化K、ペンテト酸5Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン
オルビスユーデイエッセンス
SPF25 PA++ 朝のベストコンディションな肌をキープする日中用美容液
水、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、BG、シクロペンタシロキサン、マルチトール、酸化チタン(紫外線散乱剤)、ジフェニルジメチコン、ベヘニルアルコール、ヤグルマギク花エキス(キーポリンブースター)、モモ葉エキス(キーポリンブースター)、クチナシエキス(保湿成分)、ゴレンシ葉エキス、アマモエキス(キーポリンブースター)、アーチチョーク葉エキス(保湿成分)、酸化亜鉛、PEG-75(保湿成分)、プロパンジオール(保湿成分)、キサンタンガム、ジメチコン、水酸化Al(紫外線散乱剤)、トリメチルシロキシケイ酸、ハイドロゲンジメチコン、含水シリカ、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、トリステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイルラクチレートNa、ココグリセリル硫酸Na、フェノキシエタノール、トコフェロール
全ての製品が、弱酸性、アルコールフリー、合成界面活性剤不使用、無油分、無香料、無着色。
また、すべての製品でアクアポリンへのアプローチが期待できるキーポリンブースター(ヤグルマギク花エキス、モモ葉エキス、アマモエキス)が配合されています。
正直、商品ページじゃよく分からなかった
オルビスユーの商品ページをはじめて見た時は、どんな効果が期待できる製品か分かりませんでした。
見た目年齢が変わる
本来の美しさを高め、中からうるおいで満たす
インナー保湿活性エイジングケア
など、よく分からないキャッチコピーが並んでいましたから。
細胞フィットネス…アクアポリン…キーポリンブースター…聞いた事のない言葉ばかりだ…。
意味不明な単語で、けむに巻いてるんじゃないかな?
と思っていたのですが、成分を調べてみると、線維芽細胞の増減に関わるアクアポリンという細胞にアプローチできる有効成分が入っているから、細胞フィットネスであり、エイジングケアに繋がるという事のようです。
クリスマスコフレで購入
オルビスユーローションは2,970円しますから、いきなり買うのはちょっと抵抗がある。
そんなユーザーの気持ちを企業側も分かっているのか、オルビスユーは、オルビスの公式通販がはじめての方限定で、洗顔料、化粧水、保湿クリーム、ブースター美容液、今治タオルまでついて980円のセットがあります。
ですが、僕は過去に飲むスキンケアのディフェンセラの初回通販を利用していたため、このお得なトライアルセットが買えなかったんです。
そんな時、ディフェンセラにオルビスユートライアルセットがついてくる期間限定のクリスマスコフレを発見。
また、期間限定でオルビスユーローション1本にオルビスユートライアルセットがついてくるはじめてのエイジングケアセットも発見。
丁度、ディフェンセラを追加注文しようと思っていたのでまとめて買っちゃいました。笑
ディフェンセラ1ヶ月分
オルビスユーローション
オルビスユーパック×2
オルビスユー7日間
トライアルセット×2
オルビスユーセラム1回分×2
計7,311円。
7日間トライアルセットは2つあるので1セットは試して、もう1セットは旅行用にするつもりです。
ブランケット
手触りの良いブランケットだったのですが、すぐに猫に取られてしまいました。
ディフェンセラ1ヶ月分
これもオルビスユーくらいおすすめなサプリメントなのですが、飲む乾燥対策のディフェンセラです。
夏前にトライアルを試しスキンチェッカーで有意な結果が得られたので、乾燥する秋から再び飲み始めています。
夏前に試した時のレポートはこちらです。
オルビスユーマスク
このマスクパックは、物理的に引き上げながら貼るこだわりのマスクでした。
旧品のオルビスユーはマスクパックのみで販売していたようですが、リニューアル版は非売品のようですね。
今回のようにコフレについてきます。
オルビスユーウォッシュ
※出しすぎです。w
モロッコクレイの洗顔料です。
使用量は1cmほど。
泡立ちが良いです。
ただ、脱脂力が強く、敏感肌の上にレーザー治療中で輪をかけて敏感になっている僕の肌には合わず、皮膚が赤くなる事はなかったものの、洗顔中はヒリヒリと痛みました。
関連記事:『毛穴の開きをなんとかしたい!フラクショナルCO2レーザー【1回目】』
オルビスユーローションの浸透を高めるブースターの機能もあるのだそう。
オルビスユーローション
とろぱしゃ化粧水と商品ページに書いてあるとおり、トロッとしているのにスーと伸びる不思議な触感です。
潤うのにベタつかないんですよね。
この不思議な触感は、オルビスのミスタースキンジェルローションでも感じたのですが、オルビスが30年の研究の末たどり着いた、高保湿成分濃密ウォータージェリーが使われているからなのだとか。
オルビスユーは、その濃密ウォータージェリーが旧品の3倍使われているそうです。
使い方は、ティースプーン半分くらいの分量を手のひらにのばし、頬→額→半筋→口周りの順で馴染ませていきます。
最後に、5秒間手のひらで顔全体を優しく抑えるだけ。(5秒プレスメソッドというらしいです。)
コットンの使用は繊維が残ったり、摩擦の心配があるので推奨していないのだとか。
普段からバシャバシャ化粧水を使っていた僕には、ティースプーンの半分の量は不安に感じましたが、その量でも十分に潤いました。
オルビスユーローションは1本で180ml入りなのですが、1ヶ月使ったところ半分程しか減りませんでしたので、1ヵ月半~2ヶ月くらいは持ちそうです。(パックの日は使っていなかったので毎日使うと1ヵ月半くらいの持ちかと思います。)
オルビスユーモイスチャー
これも、かなり良かったです。
使用量は1回で小豆1~2つ分ほど。
これくらいの量でもOK。
しっかり潤いにフタ出来ますが、ベタベタしている感じはしません。
ただ、朝に使う場合は、男性は出かける前にティッシュオフ(ティッシュを1枚顔に軽くプッシュ)した方がテカテカしないです。
オルビスユーの評価・感想
性別 男性
肌質 普通~脂性肌
冒頭にも書きましたが、オルビスユーは久々に大当たりのスキンケア用品でした。
僕は、新しいスキンケアを試すと肌の水分量をスキンチェッカーでチェックするようにしているのですが、オルビスユー使用後、スキンケアから2時間経過した後でも47%の水分量をマークしています。(冬に計測、加湿器も不使用。)
さすがに8時間くらい経過すると40%弱まで落ちるんですけどね。
これはどれくらいの数値なのかというと、冬ですと30%~50%が正常な計測結果となり、ほかの化粧水だと2時間後には40%くらいの計測結果になります。
夏場と冬場では、7~8%ほど肌の水分量に差が出るのですが、オルビスユーは冬でも夏と同じくらいの水分量がキープ出来ているようです。
肌の調子も数値通りかなりいい感じ。
1ヵ月前よりハリがあるように感じます。
また、僕は、ニキビが出来やすい体質で、肌に合わないとすぐにニキビだらけになるのですが、オルビスユーで皮膚トラブルは起きていません。
とくにしっとり触感の化粧水は、ニキビが出来やすいので心配をしていたのですが、むしろ良い状態が続いています。
ほかに、オルビスユーは簡単ステップなのも良いですね。
コットンも要らないし、スキンケアに1分もかかりません。
僕は、今まで、スキンケアの手順が多くかなり時間を取られていたんですよ。
これにさらに一手間加えることもありました。
現在は、未婚ですのでこのようなスキンケアも出来ていますが、時間がない時や旅行中はやはり困る。
将来もコレを続けるのは厳しそう…
そこで、最小構成のスキンケアを見つけなればと思ってはいたのですが、ようやく妥協ではない簡単スキンケアを見つけられた気がします。
今後は、オルビスユーを基本のスキンケアにし、時間がある時は入念なケアをしていこうと考えています。
持ちが良いので、意外と財布の負担にもならなそうですし。
冬場の今ははかなり良いのですが、あとは夏場に使って脂分量の多い僕の肌に合うかですね。
ちょっと、久々の当たりに熱量が高くなってしまいましたが、オルビスユーはおすすめの製品です。