あおばクリニックのハイドラフェイシャルを受けてきました。
ハイドラフェイシャルとは、弱めのピーリング剤を渦巻状の水流で塗布しながら、同時に吸引をおこなうケミカルピーリングです。
水流で洗い流すことにより毛穴の奥まで洗浄ができ、毛穴の詰まりや黒ずみに効果的な施術になります。
前回、ゴリラクリニックで初めてハイドラフェイシャルを受けたのですが、ある程度、小鼻の角栓が改善されたのを確認でき好感触。
試しにもう一度施術を受けてみようという考えです。
2つのクリニックでハイドラフェイシャルを受けてみたところ、施術内容の違いなども知ることができましたので、両院の違いなども合わせて、あおばクリニックのハイドラフェイシャルをレポートしていきたいと思います。
宜しければ、ゴリラクリニックのハイドラフェイシャルのレポートも合わせてご覧ください。
あおばクリニック横浜院へ
今回は、あおばクリニックの横浜院に行ってきました。
あおばクリニックは全国展開していて、横浜院は2020年8月3日に開院したばかり。
ほかに、札幌、大宮、新宿、吉祥寺、渋谷、千葉、福岡に院を構えています。
場所は、横浜駅きた西口出口からが近いです。
徒歩1分程度でしょうか。
出口を出て、モアーズ裏手の松屋や大戸屋のある道を直進すると右手に見えてくるビルです。
ビル名は、相鉄北幸第2ビルで、1Fにauショップが入っているビルの5Fになります。
あれ？この場所は前にコンタクトを買いに来たことがあるぞ！
と思ったのですが、横浜アイクリニックがあった場所に、あおばクリニックが出来たようです。
その時のレポートです↓
ちなみに、フロアの半分は眼科として残っているのでコンタクトレンズの処方も可能な模様。
ですので、院内は狭いですね。
施術メニューの数が、ほかの院に比べ少ないと思ったのですが、面積の問題もあるのでしょう。
《診療メニュー》
・脱毛：ジェントルマックスプロ、ラ・フィーユⅡ
・テノール
・ウルトラアクセント
・レーザートーニング
・ピコトーニング、ピコフラクショナル、ピココンビネーション：PicoWay
・HIFU（ハイフ）：ウルトラフォーマーⅢ、ウルトラセルQ＋リニアファーム
・ハイドラフェイシャル
・エレクトロポレーション
引用元:あおばクリニック公式ブログ
院内は、オープンして1週間も経っておらずとても綺麗でした。
新型コロナ対策でカウンセリングは書面で
あおばクリニックは、大手では珍しくお昼の休診時間があります。
僕は、午後一の診療で早めについてしまったので、番号札を取り眼科の待合室で待ちました。
診療時間がはじまると美容皮膚科に通されました。
受付で予約していた旨を伝えると、手指とスマホの消毒をお願いされ、問診表を渡されます。
問診表の記入が終わり受付に渡すと、すぐにカウンセリングルームに案内されました。
カウンセリングルームは、1畳ほどの広さの個室で椅子2脚と小さなテーブルが1つ。
カウンセリングは、現在は、新型コロナの影響のため対面を極力少なくしているとのこと。
禁忌事項の確認などは口頭でおこなわれましたが、ほかは施術説明書を読む形でおこなっていました。
カウンセラーさんとドクターは、フェイスガードまでつけており感染症対策を徹底しているようです。
(そのせいもあり、ドクターの声が聞き取りにくかったです。)
パウダールームで洗顔
カウンセリング後は、パウダールームに案内され洗顔となります。
ゴリラクリニックでハイドラフェイシャルを受けた時は、施術前の洗顔がなかったので廃液に日焼け止めが混ざってしまいましたが、今回は純粋な自分の汚れが見られるかも。ｗ
パウダールームは、ハンドソープ、アルコール消毒液、クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、日焼け止めまで備え付けられていました。
日焼け止めまであるのはとても助かります。
ドクターカウンセリングと写真撮影
洗顔後は、カウンセリングルームに戻り、同意書へのサインと会計がおこなわれました。
会計前に、身分証での本人確認がありますので忘れないようにして下さい。
会計後は、施術部位の写真撮影をおこないドクターカウンセリングがおこなわれます。
あおばクリニックのドクターカウンセリングは、ドクタールームに案内されるのではなく、カウンセリングルームに待機しドクターを待つシステムですね。
ドクターカウンセリングは、1分もかかりませんでした。
カルテを確認し、術後の注意点を説明し、すぐ立ち去る形です。
皮脂は紫外線から肌を守っているのですが、ハイドラフェイシャルは皮脂や角質を取ってしまいます。
Tゾーンはすぐに回復するのですが、ほかの部分は紫外線に弱くなります。
術後は日焼け止めをしっかり塗ってください。
人当たりの良いおだやかな先生でしたが、1人でカウンセリングをおこなっている様子で忙しそうでしたので、質問などを出来る雰囲気ではありませんでした。
ハイドラフェイシャルの施術スタート
ドクターカウンセリング後は、看護師さんに続き施術室に向かいます。
施術室は3畳ほどの広さで、診察台とハイドラフェイシャルとエレクトロポレーションの機械が置いてありました。
ハイドラフェイシャルは、薬剤を変えながら4つのステップでおこなわれます。
軽めのピーリング剤を顔全体に塗布後、肌をハンドピースで擦っていきます。
強めのピーリング剤で顔全体を擦っていきます。
顎、鼻、眉間など、皮脂分泌が多い部分を重点的に擦ります。
ステップ3後は、水コットンで薬液を拭き取ります。
美容液で全体を保湿します。
施術方法は、こちらのあおばクリニックの動画を見て貰うと分かりやすいかと思います。
使われている薬剤の成分などの説明は、前回のハイドラフェイシャルのレポートをご覧ください。
ハイドラフェイシャルの施術時間は15分ほど。
手技はゴリラクリニックとは違ったのですが、全体的な流れやかかった時間は一緒でした。
後で詳しくお話しますが、ステップ1.2は機械設定が間違っているのか心配になるほど薬液が少なく、潤いが無い状態で擦るため抵抗が強く、肌を傷めないか心配になりました。
反対にステップ3は、薬液が十分に出ているのが分かりましたし、入念におこなってくれたので汚れがしっかり取れました。
施術終了後は、取れた自分の汚れを見せてくれます。
施術前に洗顔したはずなのに汚いですね。笑
ステップ3を丁寧におこなってくれたおかげか、前回より廃液の中に細かな汚れが確認できます。
オプションでエレクトロポレーション(イオン導入)
今回は、エレクトロポレーション(イオン導入)のオプションもつけました。
あおばクリニックは、レーザー治療や、脱毛、ハイドラフェイシャルなどの施術オプションですと、30％安くエレクトロポレーションをおこなうことができます。
料金も安いですし、ハイドラフェイシャルのステップ4にあたる美容液導入の量も少なかったので、オプションをプラスして正解だったと思います。
機種は、見た限りではCaresys-Sだと思われます。
出力が強めなのか、当てている箇所の骨全体にジンジン響く感覚がしました。
僕は、今まで複数のクリニックでイオン導入をおこないましたが刺激の強さはダントツです。
人によっては、刺激を通り越して痛いと感じてしまうほどでしたが、刺激が強い方が効きそうな感じがしますよね。
エレクトロポレーションの施術時間は5～7分程度でした。
施術終了後はタオルを渡され、パウダールームで薬剤を水洗いで落とし、保湿＆日焼け止めを塗って下さいとのこと。
イオン導入後に薬剤を洗い流すクリニックは初めてだったので、思わず「水洗いするんですか？」と聞き返してしまいました。
ほかのクリニックのイオン導入のレポートはこちらを参考にご覧ください。
受付＆次回予約
洗顔後は、診察札を受付に返却します。
施術の感想を軽く聞かれ、同意書のコピーや施術後の注意事項の紙を貰い、次回の予約をとるか聞かれます。
予約は、院内での予約を優先しているそうなので、施術スケジュールが決まっていれば帰りに次回予約を取った方がよさそうです。
僕は、次回予約を取りませんでしたので、そのまま帰宅となりました。
院内にいた時間は75分ほど。
待ち時間もほとんどなくスムーズでした。
ゴリラクリニックのハイドラフェイシャルとの違い
2院でハイドラフェイシャルを受けてみて、おおまかな流れは同じでしたが、内容には大きな違いを感じました。
もう一度、おおまかな流れを説明すると、
2.強めのピーリング剤
3.毛穴が詰まりやすい部位を重点的に
4.美容液
という順序は一緒です。
では、どのような違いがあるのかというと以下になります。
ステップ1から擦る
まず、ステップ1では、ゴリラクリニックはハンドピースで顔を擦りません。
また、薬液を顔全体に塗った後、馴染ませるための放置時間があります。
一方の、あおばクリニックは、顔全体に薬液を塗ったあとの放置時間はなく、ステップ1からハンドピースで顔を擦っていきます。
薬剤の量が少ない
あおばクリニックは、使用する薬剤の量が少ないように感じました。
ゴリラクリニックのように馴染ませる放置時間も無かったため、乾いている状態で擦っているような感覚で痛みが強かったです。
廃液を見てみてもゴリラクリニックの半分です。
丁寧におこなってくれたステップ3は十分に潤いを感じましたし、薬剤が違うステップ1.2.4に共通して薬剤塗布量が少なかったので、機械トラブルや看護師さんの問題ではなくそのようなマニュアルなのでしょう。
そのため、ゴリラクリニックではダウンタイムは無かったものの、あおばクリニックは翌日になっても赤みが残ってしまいました。
ステップ3が丁寧
ほかの違いとしては、あおばクリニックはステップ3のディープクレンジングが非常に丁寧でした。
ハンドピースをねじる様に回転させながら、小鼻だけではなく、鼻の頭や鼻筋まで入念に施術をしてくれます。
そのおかげで、1回の施術だけでも、角栓がよく取れツルツルになりました。
ですので、Tゾーンの汚れをしっかり取りたいという方は、あおばクリニックのハイドラフェイシャルが良さそうです。
アイガードの有無
ゴリラクリニックはアイガードをしての施術になりましたが、あおばクリニックはアイガード無しの施術でした。
アイガードが無く、ステップ3が非常に丁寧だったこともあり、鼻筋の施術中にピーリング剤が目に入ってしまうトラブルが。
pH3.1～3.4(みかんと同じくらい)とマイルドな薬剤のためか少し染みた程度ですみましたが、内心は焦ります。
鼻筋のざらつきが気になる僕としては、丁寧な施術はありがたかったのですが、水コットンをアイガード代わりに置くなどの対処をした方がよいのではないかと思いました。
あおばクリニックの評価
まずはハイドラフェイシャルの評価ですが、効果はしっかりあるけれど、一長一短で人によって良し悪しが分かれると思いました。
あおばクリニックのハイドラフェイシャルの特徴をまとめると、
薬剤の量が少ない
角栓が良く取れ1回でツルツルになる
となります。
良い点は、汚れが一回でもしっかりとれる所ですね。
その分、赤みも強く出るので、当日・翌日の予定は気を付けた方がよさそうです。
また、あおばクリニックは、ハイドラフェイシャル当日にピコフラクショナルの施術も可能とのことなので、毛穴を掃除してからレーザーで引き締められるのも魅力的だと感じました。
僕自身はというと、ちょっと合わなかったというのが正直な感想です。
角栓がとれツルツルになりましたし、ステップ3の丁寧さには満足だったのですが、ステップ1.2の薬剤の少なさが気になってしまいました。
ステップ1.4でおこなう薬剤の全体塗布は、伸ばしきれていないように感じたので、顔全体で1mlくらいだったのではないかなと。
ハンドピースの動かし方も、なぞるように滑らせていくというよりは、素早くカッカッカッカッと擦るので強め。肌に密着せず空ぶることもあるくらいでした。
薬剤がたっぷりで滑りがよければ、その強さでもよかったと思うのですが。
ステップ3以外は物理的に肌を傷つけただけなのでは…。
本来、皮膚を強くこする行為はよくないことですし、ちょっと敏感肌の僕には肌に負担が強すぎるかな…。
クリニック全体の雰囲気はと言うと良い印象を持ちました。
勧誘はありませんでしたし、電話対応もカウンセラーさんも看護師さんも丁寧で感じが良かったです。
待ち時間もほとんど無く流れるようでした。
あおばクリニックのハイドラフェイシャルは合いませんでしたが、クリニックの雰囲気は良かったので、今度はピコフラクショナルやハイフも受けてみようと考えています。
料金も格安ですし。
その時は、またブログでレポートしていきたいと思いますので、読みに来ていただけると嬉しいです。
ほかに、院内で販売しているリジェンスキンSRSマスクや、ヘパリン類似物質油性クリームもほかのクリニックより安く良さげでした。
