この前、たるみが気になって初めてフィラーリフトを受けてきました。
注入量も左右で1ccでしたので、控えめな変化だったのですが、
その時に先生に、
口横のお肉にはサーマジェンがいいですよ。
と勧められました。
調べてみると、口横のポニョっとしたお肉への効果をアピールしているクリニックが多い模様。
値段もハイフくらいの料金でしたので、一度試しに受けてみることにしました。
フィラーリフトのレポートはこちらの記事をご覧ください。
サーマジェンとは?
サーマジェンは、東京美容医療クリニックが開発した美容機器です。
サーマジェンの名前の由来は、RF機器であるサーマクールとイントラジェンを掛け合わせてつくられたのだそう。
参考:東京美容医療クリニック院長ブログ サーマジェン誕生秘話
RF(ラジオ波)を照射し、真皮から脂肪層にかけて熱を与え、皮下組織の繊維隔壁が熱収縮することにより、肌を引き締めたるみの改善・リフトアップが期待できます。
効果は、一次効果の引き締めが1週間ほど続き、二次効果としてコラーゲンの増生が活性化され2~3ヵ月引き締め効果が続くのだそう。
効果を維持するためには、3ヵ月おきの施術が推奨されており、僕が受けたクリニックでは1ヵ月間をあければ次の施術が受けられるとのことでした。
ハイフとの違い
熱による引き締め治療といえばハイフ(HIFU)が思い浮かびますが、ハイフとサーマジェンの違いはというと、照射する層の深さと熱の広がり方が違います。
ハイフは超音波を使いピンポイントに熱を加え、皮下組織を熱収縮させる治療です。
ハイフはSMAS層にむけて、皮膚から4.5mmの深さまでピンポイントで熱を加えますが、サーマジェンはそれより浅い真皮から脂肪層にかけて広く熱がはいります。
サーマジェンは、熱の入り方がハイフより広く、しっかり熱がはいるため、脂肪燃焼効果が高く、浅い層の引き締めにも効果的なのだそうです。
サーマクールとの違い
サーマというと、同じRFによるたるみ治療器サーマクールがあります。
サーマクールとサーマジェンの違いを聞いたところ、
サーマジェンはサーマクールのジェネリックです。
との説明でした。
ほかにも、痛みはサーマクールの方が強く、痛み軽減のために照射ヘッドがブルブル震えるとのことでしたが、サーマジェンは痛みが小さいので震える機能はないとのこと。
調べてみたところ、サーマジェンとサーマクールは熱の入る層も微妙に違うようです。
どちらも、脂肪層をターゲットとしているのですが、サーマジェンはサーマクールより浅い層となります。
サーマクールは、脂肪層でも深い位置をターゲットにしていますが、それだとハイフの方が適任なのだそう。
そのため、サーマジェンは、ハイフが苦手な浅い層をターゲットにしているとのことです。
参考↓
テノールとの違い
ラジオ波を使い肌深部を温める機械では、ほかにテノールという機械もあります。
同じ仕組みと作用であるのであれば、より安価なテノールの方がいいかもしれません。
違いを調べてみたところ、熱っせられる温度はテノールよりサーマジェンの方が高く、熱でタンパク質を縮める効果があるため、サーマジェンの方が引き締め効果が高いとのこと。
テノールはじんわり温めることで、皮下脂肪周辺の硬化を改善したり、血流をよくし、加齢の進行を抑える効果が期待できるようです。
そして、どちらも同じラジオ波ですが、テノールはより高い高周波を使っているみたいです。
僕は、テノールも受けたことがあるのですが、テノールはポカポカ温かく常に気持ちいいのに対し、サーマジェンは熱いと感じますし場所によっては痛みも感じました。
受けている時の感覚は全然違います。
施術間隔も、テノールは2週間おきにできるクリニックが多いのに対し、サーマジェンは1ヵ月おきですので、侵襲性が違うみたいですね。
テノールについては、こちらの記事でレポしています。
↓
サーマジェンの施術の流れ
クリニックにつくと、洗顔をおこないすぐに施術室に案内となりました。
施術室では、施術台に横になり、服をまくりあげてお腹に金属板を乗せます。
僕はへその上に乗せましたが、看護師さんの説明を聞いた限りでは、本来なら下腹に乗せるもののようでした。
ひとまず、まくりやすい服装で行った方がいいです。
僕はお腹を出すことを知らなかったのですが、偶然、まくりやすい服で、綺麗なパンツを履いていた日でよかった。笑
テノールやハイフは、金属板を乗せたりはしないので油断していました。(サーマクールは背中に金属板を貼るらしい。)
金属を乗せたら、施術部位にジェルを塗り、テスト照射をおこない痛みを聞かれます。
照射は、右頬から。
頬全体を3~4周ほど照射を繰り返し、その後に顎下、最後に額。
目の下は、骨のあるところまで照射をし、額は眉頭から眉尻までの範囲を縦2列分で、生え際まで照射はありませんでした。
右側が終わると、ジェルをふき取り、次は左側を同じように照射していきます。
ショット数は全部で400ショット。
最後は、余ったショット数を、気になると伝えた口横あたりを再度打ってくれました。
痛みは、チリチリした痛みが2点あり、そのまわりにじんわりと温かさが広がります。
痛みの度合いとしては、痛いには痛いです。(目の下が一番痛熱かった。)
ですが、ハイフよりかは痛みがだいぶ小さいので、身構える必要はないかと思います。
施術時間は、30分との説明でしたが、20分ほどで終了。
パウダールームで洗顔、保湿、日焼け止めを塗って帰宅となりました。
メイクも施術直後から問題ないそう。
院内にいた時間は、45分ほどでした。
術後の経過写真
施術の説明 RFによるリフトアップ
施術のリスク・副作用 火傷、発赤、腫脹、熱感
施術の価格 自由診療 計37,500円(税込)
クリニック名 Sクリニックヨコハマ
ダウンタイムといっても、術後に少し顔が火照ったくらいで、家に帰るころにはおさまっていましたが、術後の写真を見ていきましょう。
施術前
施術直後
ハイフのように顔に痛みが残ったり、口が開けづらいということもありません。
体感としては、かなり引き締まったように感じていたのですが、写真で見ても口横のもたつきが引き締まっているのが分かります。
いままで、ハイフ、ハイフシャワー、テノール、サーマジェンと受けてきましたが、直後の引き締まりは一番感じたかも。
この引き締まった間隔は、1週間弱ほど続いたように思えます。
では、1か月後の写真も見てみましょう。
施術から1か月後
体感では、1週間で元に戻ったと思っていたのですが、今こうして写真で見くらべてみると施術前より引き締まっているように見えます。
続いて、斜め横から撮った写真も比べてみましょう。
施術前
施術直後
施術から1ヵ月後
こちらの写真でも、施術前より1ヵ月後の方が、フェイスラインがシュッと引き締まっているように見えます。
サーマジェンいいのでは!?
サーマジェンの感想と評価
RFと聞いて、テノールみたいなものなのだろうと大きな期待はしていませんでした。
ですが、直後の引き締まりも5日~1週間くらいはっきりと感じましたし、1か月後の効果もハイフより分かりやすいように思いました。
また、サーマクールはコケるという口コミを見かけることが多かったので、やせ型の僕は心配をしていたのですが、コケも気になるほど感じませんでした。
ダウンタイムもないですし、直後の引き締まりの長さも長めなので、デートなどの前にも組み込みやすいのではないでしょうか。
2回・3回受けてみたら、やっぱりそうでもなかったということもありえますので、まだ慎重に判断したいとは思っていますが、
リフトアップの照射系では一番手ごたえを感じましたので、2回目も受けるつもりです。
以上、サーマジェン1回目のレポートでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。