フラクショナルCO2レーザーが出来ない人・断られるケース

フラクショナルCO2レーザー
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フラクショナルCO2レーザーは、毛穴や、ニキビ跡、傷跡などの治療に使われる美容レーザーです。

効果の高い治療方法ですが影響も大きく、安全に治療をするには以下の項目に該当しない方でなければ施術を受けることができません。

 

ただし、医療機関によって施術ができる基準が違いますので、直接、クリニックに問い合わせることをおすすめします。

施術を断られるケース

癌(治療中、治療後3ヶ月以内)、心疾患、自己免疫疾患、膠原病、てんかん
ペースメーカーを使用している方
体内に金属のある方
光過敏症
アトピー
ケロイド体質
刺青

一時的に断られるケース

ボトックス、ヒアルロン酸注入、BNLS志望溶解注射直後
1ヶ月以内のレーザー治療
急激な日焼け
日焼けの予定がある方
妊娠中の方
該当する薬の使用がある方

この後、より詳しく解説していきたいと思います。

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施術が断られるケース

金の糸および、体内に金属を入れている方

金の糸とは、体内に純金で出来た糸を埋め込むことによりリフトアップをし、糸周辺にマクロファージや繊維芽細胞が集まることにより、コラーゲンや毛細血管の新生やをはかる美容医療です。

一時期流行った美容医療ですが、体内に埋め込まれた金属が熱を持ち火傷をする危険があるため、フラクショナルCO2レーザーをはじめとするレーザー治療はおこなえません。

 

ほかに、プロテーゼアクアミドなどの美容医療をされている方も事前の申請が必要です。

ヘルペス、血液による感染症

フラクショナルCO2レーザーは、まれに少量の出血がおこる場合もあります。

そのため、血液により感染してしまう恐れのある感染症を持っている方は施術が出来ません。

アトピー、ケロイド体質

アトピー体質ケロイドが出来やすい体質の方はレーザー照射をおこなうことが出来ません。

ただし、フラクショナルCO2レーザーはケロイドの治療にも使われるレーザーですので、病院によって状態を見て施術も可能とのことです。

アトピー性皮膚炎の方も、皮膚炎の治療が優先されることもありますが、症状が治まっている間は施術が可能となります。

 

ですので、アトピー体質、ケロイド体質の方もあきらめず、一度カウンセリングで相談してみるとよいかと思います。

光過敏症

光アレルギーは、主に320~400nmの長波長紫外線によりおこります。

フラクショナルCO2レーザーに使用される炭酸ガスレーザーは10,600nmと赤外のとても長い光を使用していますので影響は少ないはずなのですが、多くの医療機関で光過敏症の方は施術が受けられません。

てんかん

てんかんは光によって発作がおきるものもあり、レーザー治療全般で施術がおこなえません。

ただ、医療機関によっては、てんかんの方にもレーザー治療をおこなっているところもありますので問い合わせてみるとよいかと思います。

 

申告をしないで、こっそり治療を受けるという事はしないようにしましょう。

刺青・タトゥー・アートメイク

フラクショナルCO2レーザーに使われている炭酸ガスレーザーは、タトゥー除去にも使われるレーザーです。

そのため、タトゥーをされている方は、タトゥー周辺の施術をおこなうことが出来ません。

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一時的に期間を開けなければならないケース

ヒアルロン酸やボトックス注射

ヒアルロン酸注入や、ボトックス注射、BMLSの美容手術を受けた方は、施術から2週間はレーザーの照射が出来ません。

美肌治療とともに、ほうれい線などの治療も一緒に考えている方もおられると思いますが、ダウンタイムが重ならないように施術計画を立てましょう。

ピーリングや他のレーザー治療

医療機関により間隔は変わりますが、施術箇所が同じ部位にケミカルピーリングや、医療レーザー脱毛などの施術を受けている場合には、3週間~1ヶ月間施術は出来ません。

別の治療と組み合わせる場合には、3週間~1ヶ月おきに交互に施術をおこなうことは可能です。

妊婦・授乳中の方

レーザー治療全般に当てはまる事ですが、妊娠・授乳中の方は施術をおこなえません。

理由として、痛みが強いストレスとなる、投薬が出来ない、妊娠中はホルモンバランスが崩れ色素沈着が強く出る可能性がある、肌が敏感になり肌トラブルが起こりやすい事などがあげられます。

 

現在妊娠中の方、授乳中の方、産後3ヶ月以内の方は施術がおこなえません。

日焼け

フラクショナルCO2レーザーは、肌深くまで微細な傷をつけ、再生する力を利用し肌質を改善します。

そのため、施術後の肌は非常にデリケートで、術後に日焼けをしてしまうと色素沈着の原因となります。

また、肌にダメージのある状態ではレーザーを撃つことが出来ません。

ですので、

1ヶ月以内に肌に肌の色が変わるような日焼けをしている方
2週間以内に1時間以上の日焼けをした方
日焼けサロンに通われている方
日焼けをする予定のある方

はレーザーを照射することが出来ません。

 

施術期間中は、日頃からUVケアを怠らないようにして下さい。

薬剤の使用

内服薬は、ステロイド、ピル。

外用薬では、ステロイド、プロトピック軟膏、レチノイン酸、ハイドロキノン、ディファリンゲル、抗菌薬など。

ステロイド系の薬や、ピーリング作用のある薬を使用している人は施術が出来ません。

 

僕が取材した病院では、施術2週間前には使用しないようにとのこと。

フラクショナルCO2レーザーを受ける人は、肌トラブルを抱えているが多いかと思いますのでお気をつけ下さい。

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赤みが長く残ると困る人にはむかない

上記に該当する問題が無くとも、フラクショナルCO2レーザーは、脱毛などに比べてダウンタイムが長く、赤みやカサブタが残りやすい施術となります。

赤み2~3日、カサブタは4~5日くらいまでは残りますので、生活環境によっては諦めるざる終えません。

 

女性であれば3日目くらいからはメイクで隠せる状態だと思いますので、土日休みの場合は、金曜夜に施術をし土日は休み月曜日にメイクで隠せば、まだ目立たないと思います。

男性の場合は、マスクなどで隠せないのであれば中3日は休みをあけられないと周囲にはバレると思います。

 

連休が作れない方は、施術を諦めるか、開き直って公言するかの2択ですね。

 

僕は公言しましたが、顔中にドット状のカサブタができるのを面白がられただけでしたので、「ニキビ跡の治療中で顔が点々ですけど気にしないでください!笑」と公言してしまうのもいいと思いますよ。

フラクショナルCO2レーザーが無理でも美肌治療を諦める必要はない

施術できない肌質であったり、ダウンタイムの長さが問題でフラクショナルCO2レーザーが出来なくとも諦める必要はありません。

 

毛穴やニキビ跡に効果のある施術は他にもあり、ダーマペンや、ケミカルピーリングイオン導入などクリニックによって様々な美肌治療のメニューが用意されています。

肌の悩みや生活環境により向いている治療も変わりますので、諦めずに一度カウンセリングに行き医師に相談してみることが美肌への第一歩です。

 

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