僕は、エステサロンのフラッシュ脱毛、家庭用フラッシュ脱毛器、ニードル脱毛、医療レーザー脱毛と、脱毛で考えうる全ての脱毛方法を経験しています。
今でこそ、ヒゲは完ツル(完全にツルツル)になりましたが、中には効果が無かった脱毛方法もあり、「遠回りしてしまったな。もっと早く知っておいた方が良かったな。」と思う気持ちもあります。
というわけで今回は、脱毛経験者で無ければ分からないヒゲ脱毛の効果の真実や、脱毛にかかる回数・期間、的確な病院の選び方を、これからヒゲ脱毛を考えている人にアドバイス出来たらなと思います。
エステじゃ難しい!ヒゲを無くせるのは医療脱毛だけ
僕はヒゲ脱毛をはじめた時に、クリニックとエステサロンの違いを分かっていませんでした。
簡単に言うと、医師法で脱毛が認められていて高出力で脱毛ができる所がクリニック。
法律的に黒に近いグレーで一時的な減耗効果しか得られないものがエステサロンなのですが、
ランキングサイトでおすすめされてるしここでいいか。
と、僕はエステサロンで契約してしまった過去があります。
そのエステサロンでは、トータルで10回ほどフラッシュ脱毛機で脱毛しました。
そして、一時的にはヒゲが少なくなったものの半年ほどで完全復活。
これはおかしいと思い調べ直したところ、エステサロンの協会自体も、脱毛は永久減耗では無く、細胞を破壊しない程度の減耗に留めると定義しているんです。
美容ライト脱毛とは、除毛・減毛を目的に皮膚に負担を与えず毛の幹細胞を破壊しない範囲で、エステティックサロンで行なわれる光脱毛をいう。
引用元:日本エステティック振興協議会HP
ヒゲ脱毛はエステサロンでは難しい事を後になって知りました。
知識がつきブログを書くようになった今だからこそ分かりますが、ランキングサイトは、いい加減なライターが記事を書いたステマサイトで、僕は騙されていたんだなと思います。
どのジャンルでもそうですが「◯◯ ランキング」という検索ワードは嘘ばかり出てきて意味をなさないですね。
話がずれましたが、脱毛は細胞を変異・破壊する医療行為です。
エステサロンは、永久性のある脱毛は認められていませんし、火傷などのトラブルをおこしてしまえば廃業においこまれるリスクがありますので、どうしてもパワーを抑えなければなりません。
特に、男性の髭は体毛の中でも、根が深く、濃さもあり、生命力が強く、脱毛が最も難しい部位です。
僕のように時間とお金を無駄にしない為にも、髭はクリニックで脱毛するようおすすめします。
実際に脱毛した個人的な体感を不等号で表すと以下の通りです。
正直、エステサロンのフラッシュ脱出はトラブルを起こさないように弱く打つためか、家庭用の脱毛器より効果を実感しづらかったです。
エステサロンとクリニックの見分け方
エステサロンでヒゲ脱毛はしない方がいいと言っても、サイトを見てみても、医療機関なのかエステサロンなのか分かりづらい所も多いんですよね。
では、どうすれば見分けられるのかというと、とても簡単で店名を見るだけです。
まず、医療機関であるのならば、クリニック、美容外科、美容皮膚科、病院、医院など医療機関とわかる情報が店舗の名前に入っています。
エステサロンは、横文字のオシャレな名前が使われていることが多いです。
ほかに、エステサロンは、よく「〇〇医院と提携」と紛らわしい書き方をしている事が多いのですが、これも分かっていれば簡単に見分けられるポイントですね。
紛らわしいですが、間違えないようにしましょう。
ニードル脱毛なら効果が高い?
唯一の永久脱毛ってすごく効果がありそう。
ニードル脱毛をおこなっているエステサロンで見かける宣伝文句ですが、この謳い文句は嘘ではないのですが本質的な意味では間違いです。
どういうことなのかと言うと、永久脱毛に定義されているのはニードル脱毛で間違いはありませんが、「もともとの定義が、永久という日本語の言葉のイメージとはかけ離れている。」つまり直訳により意味が変わっているということです。
では、永久脱毛の定義を見てみましょう。
「最後の施術から、1ヶ月後に生えてくる毛が施術前の20%以下である。」
日本語で永久と聞くと、ずっと効果があるものと思ってしまいますが、本来の定義は違いずっと続くという意味ではありません。
1か月後に毛が減りさえしていれば、その後に復活しても永久脱毛なんですよね。
本元の「permanent(永続的な・長持ちする) epilation(脱毛)」は、永久という意味だけではなく「長持ちする」や「長続きする」という意味もあり、そちらの方が定義に近い翻訳になります。
そして、唯一の永久脱毛というのも特別優れているという意味ではありません。
もともと、この定義は1958年に米国電気脱毛協会というアメリカのエステサロンの団体が作った定義で、それをFDA(アメリカ食品医薬品局)が認める形で使われるようになりました。
針脱毛をおこなっている団体が作った定義で、FDAが作った定義ではないんですよね。
その後、1998年に永久減耗という新しい定義が生まれ、脱毛がニードル脱毛からレーザー脱毛が主流になった現在は、永久減耗が脱毛の定義に使われています。
そりゃあ、ニードル脱毛の団体が定め、今は使われない古い定義なのだから、唯一なのもあたりまえの話。
つまり、言葉のマジックで効果が高いように思えるだけで、「永久」や「唯一の」という言葉の意味ほど特別ではないという事です。
では、近年、使われている永久減耗の定義はどのようなものなのかと言うと以下になります。
「毛周期を超える期間で、終毛の数が明らかに減少している状態が長期(半年~1年)に渡って維持されること。」
永久脱毛より分かりづらいですが、ほぼ意味は一緒。
むしろ、永久減耗の方が効果を求められる期間が長く厳しいようにも思えます。
実際に経験したニードル脱毛(針脱毛)の効果は?
脱毛において大事なのは、定義よりも実際の効果ですよね。
では、ニードル脱毛の実際の効果はどれくらいなのかと言うと、僕自身の経験では、ニードル脱毛の効果はレーザー脱毛にはっきりと劣ると言えます。
僕は、乳輪の毛や、腹部に数本生えていた毛をニードルで脱毛しましたが、脱毛完了までには、4ヶ月近くに渡り、5回ほど同じ毛穴を施術することになりました。
(大体1か月ほどで復活してしまう。顔は赤い斑点が3週間近く残るのでやらなかった。)
そして、ようやく乳輪の毛を退治できたと思いきや、1年後にはしぶとく復活。
1ヶ月という永久脱毛の定義はクリアしていたものの満足できる結果ではありませんでした。
ではなぜ、たかだか数本なのに5回も施術回数が必要になってしまったのかと言うと、施術した毛が成長期ではない毛だったためと思われます。
たまに、レーザー脱毛は毛の成長期にしか効かないが、ニードル脱毛は毛の成長期や退行期に関係なく脱毛できると解説しているサイトもありますが、これは誤りです。
未経験者が理屈のみをみて書いた可能性が高いです。
簡単に説明すると、レーザー脱毛は毛を高温にし、毛の周りの細胞を破壊する技術です。
そして、毛の生成にかかわる毛母細胞は深い位置にあるのですが、毛は成長期を過ぎると毛母細胞から離れてしまいます。
ですので、毛母細胞にダメージを与えるられるのは、毛が根深く生えている成長期のみになります。
一方の、ニードル脱毛は、毛穴に針を刺し電流を流すことにより、電気分解や熱により毛の生成に関わる細胞を破壊する技術です。
毛穴に針を刺し電気を流せれば細胞を破壊できるという仕組みから、成長期でなくとも毛母細胞にダメージを与えられそうですがー…。
実際は、退行期や休止期の毛穴は固着してしまい針が有効な深さまで刺せません。
ニードル脱毛は、1年後には施術した毛の半数が復活してしまいましたし、1年経っても効果が持続している医療レーザー脱毛の方が確実性も高いと感じています。
ニードル脱毛は、狙った毛穴だけを脱毛できるメリットや、白髪も脱毛できるメリットもありますが、痛みや、術後の腫れも酷く、料金も高額。わざわざ旧世代の脱毛方法を選ぶ必要はないかなと思います。
医療脱毛(レーザー・フラッシュ)の効果と必要回数
ヒゲ脱毛が出来るのは医療脱毛だけとお話しましたが、では医療脱毛(レーザー脱毛、医療用フラッシュ脱毛)でどれくらい効果があるのかお話したいと思います。
脱毛は1回では終わらない
よくある勘違いなのですが、ヒゲ脱毛は1回やったら十分な効果がでる訳ではありません。
効果の高い医療脱毛ならすぐ終わるだろう…
と僕も思っていました。
ですが、はじめてみるとなかなか終わらないんです。
では、なぜ回数がかかってしまうかというと、原因の1つとして体毛には毛周期があるからです。
ニードル脱毛の効果の説明でも少しお話しましたが、毛周期とは、成長期→退行期→休止期と繰り返す、毛の生え変わりのサイクルのことを言います。
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、特定の波長の光が黒色メラニンに吸収される性質を利用し、毛の生成に関わる細胞を破壊し脱毛します。
つまり、毛が生えている時期、その中でも、毛乳頭と毛の根元が接触している成長期でなければ脱毛効果を発揮することはできません。
そして、体毛の毛根の深さは1.5~2mmの毛が多いのに対し、ヒゲは4~5mmと倍の深さがありレーザーのエネルギーが届きづらい部位でもあります。
さらに、密度も濃いためエネルギーが分散し反応してしまったりと、効率もよくありません。
そのため、医療脱毛と言えども回数がかかってしまうのです。(特異なため男性のヒゲは取り扱わない病院もあります。)
具体的な回数や期間はどれくらいかかる?
では、1回の脱毛でどれくらいのヒゲが脱毛できるのかと言うと、生えているヒゲのおよそ10~15%が1回の施術で生えなくなる量とされています。
ヒゲの総量ではなく、いま生えているヒゲの10~15%ですので、かなり回数がかかることは想像できるかと思います。
毎回10%ずつヒゲが減っていくとなると下の表くらいかかる計算ですね。
5回 | 41%減 |
10回 | 66%減 |
15回 | 80%減 |
20回 | 88%減 |
あくまで計算上であり体感の効果とはズレがありますが、完ツルを目指すとなると20回近くはかかると覚悟しておいた方がいいです。
また、上の表からも分かる通り、だんだん脱毛効率は落ちていきますので、コスパを考えるのであれば、ある程度薄くなったらそれで納得することも考慮されると良いと思います。
僕自身の体感では、目安とは若干違い以下のような経過を辿りました。
1~3回目 | 変化を感じず |
5回目 | なんとなく減ってきたような |
8回目 | はっきりと減ってきたことを実感 |
10回目 | 大分すっきりに 鼻下はかなり薄く 顎だけ生やすのに丁度いい感じ |
12回目 | 剃れば青髭にならず |
15回目 | 鼻下はツルツルに1週間に1回剃れば良い状態 |
16回~19回目 | 変化をほとんど感じない |
20回目 | ようやく全てツルツルに |
もとの髭の濃さは普通くらいです。
目安のように10%づつ一定に減っていくのではなく、
出力が弱く、毛の密度の濃いはじめのうちは効果を実感し辛く、
8回目くらいからグングンと減り、
量が減った15回目以降はまた変化を感じ辛い。
といった体感でした。
ひとまず、完ツルを目指すとなると、
・脱毛効率はだんだん落ちてくる
・はじめは変化を感じ辛い
と認識しておいた方が、いざ脱毛を始めた時に不安にならずに済みます。
そして、レーザー脱毛は肌へのダメージや毛周期を考慮して1ヶ月以上間隔を開けて行われます。
ですので、20回受けるには期間として最短でも1年半以上かかります。
僕自身も、のんびり予約をとっていたため脱毛完了まで3年弱かかりました。
ですので、髭脱毛をしようと決めたのならば、先延ばしにせず早めに開始することをおすすめします。
クリニックの回数目安は信じてはいけない
ヒゲ脱毛について色々なクリニックのホームページを見ていると、医療機関によって脱毛完了の目安がバラバラなことに気づくかと思います。
15回で脱毛完了と書いてあるクリニックと、5~8回で脱毛完了と書いているクリニックがある…。
回数が少ない方が効果が高いのかな?
と思うかもしれませんが、医療機関であれば、そこまで効果の差はありません。
実際に、一時期、僕の友人や職場でヒゲ脱毛ブームがあり、それぞれ違う病院や脱毛機でヒゲ脱毛をしましたが、完ツルまで目指すと、やはりみな20回近くの脱毛回数がかかっていました。
では、なぜ目安の回数に違いがあるのかというと、クリニックごとの脱毛完了とする基準の違いです。
青髭にならなければ脱毛完了
剃った状態でツルツルに見えたら脱毛完了
と基準はバラバラであり、クリニック、エステを含めた脱毛業界全体の傾向として完ツルの基準は甘いです。
先ほど説明した表の通り、脱毛効率は段々と落ちてきますので、基準を厳しくすると回数は一気に増えてしまいますから、どうしても甘くなってしまうのでしょう。
中には、久本皮ふ科医院や湘南美容クリニックのようにツルツルになるまでの回数を正直に書いている医療機関もありますが、宣伝合戦なのか、数を少なくみせて書く傾向が、数年前より強まってきているように感じます。
不思議に思い、回数目安に差がある病院に導入されている脱毛機を調べ、そのクリニックで脱毛した人の口コミを見ても、実際の効果に差はないようなのですが…。
クリニックとしては商売ですから、カウンセリングに来てもらって後から回数がかかることを説明する(HPとカウセの内容が違うことはよくある。)のかもしれませんし、もしかしたら説明もなく個人差で片付けてしまうのかもしれませんね。
ともあれ、脱毛以外でも美容医療は10回~15回かかると書いてあれば15回かかることが多く、半年~1年効果が持続と書いてあれば効果の持続時間は半年という事が多いです。
写真のビフォー&アフターは信用できる?
ビフォー&アフターの写真を載せているクリニックや脱毛ブログがあり、これらをみていると少ない回数で脱毛が終わったように見えるものもあります。
ですが、これらの写真を見る上で1つ注意点があります。
それは、脱毛後の経過についてです。
レーザー脱毛は、ヒゲを剃った状態でおこないますが、10日ほどすると新陳代謝により皮膚内に残っていたヒゲがポロポロと排出され、一時的にツルツルの状態になります。
そして、1ヶ月ほどするとヒゲが生えそろいはじめ2ヶ月経過時点では多くのヒゲが復活します。
この復活しなかったヒゲが永久脱毛できたヒゲになるのです。
こちらは、メンズリゼの脱毛のイメージ図ですが、このように揺り戻しながら脱毛が進んでいくんですよね。
ですので、前回の脱毛から何日目に撮影したか書いていなかったり、もっともツルツルである「脱毛から2~3週間目頃の写真」をアフターとして使っているサイトはツルツルになっていて当然であり、信用できるものではありません。
特に、脱毛がすすんだ状態では、剃ればツルツルに見えてしまいますから、クリニックのビフォー&アフターや、脱毛ブログを参考にするのであれば、伸ばした状態の写真を載せているサイトを参考にされると良いかと思います。
ヒゲ脱毛の効果は長くは続かないという噂は本当?
永久減耗の定義を読むと、1年以上たったら戻ってしまわないか心配に思う方も多いかと思います。
実際のところはというと、僕自身の経験を語らせて頂きますと、クリニックでの脱毛から数年経っても効果は継続しているように思えます。
まず、僕は7~8年前、27歳の時にクリニックでレーザー脱毛を開始し、3年弱で脱毛を完了しました。
ですが、髭脱毛はその後も終わらず、半年間で10~30本ほど新しいヒゲが生えてくるので、半年~1年ペースでメンテナンスに通う必要がありトータルで25回通院しました。
そして、下の写真は現在の僕の状態です。
※前回の髭剃りから2週間経過
現在は別のレーザー治療を受けているため、1年半以上脱毛はしていないのですが顎先に3本の髭が生えているのみです。
写真では見づらいのですが、〇で囲んである所ですね。
ほかに、髭のように長く伸びる産毛もあるので、思い出した時に剃っています。
(1ヶ月に1回剃れば問題無し。)
ではなぜ、1年半メンテナンス無しで生えてこないのかと言うと、加齢によるものと思われます。
男性のヒゲは、思春期になると男性ホルモンの影響を受け生え始めます。
そして、20代中盤頃に生え揃い、その後は少しずつ増え続け、人によっては40~50代が濃さのピークになります。
現在、僕は36歳。
もともと、ヒゲは濃いわけではありませんでしたから、アラフォーになり新しい髭が育たなくなったのでしょう。
今の発毛ペースを見る限り、今後も殆ど生えてこないのではないかなと思われます。
ひとまず、医療脱毛による効果の永続性は定義以上に長いものでしたので、ご安心ください。
僕の場合はレーザー脱毛でのケースですが、高輪スキンクリニックが掲載している経過写真を見てみると、医療用フラッシュ脱毛の場合でも、長期的な効果はあるようです。
レーザー脱毛・フラッシュ脱毛の欠点
レーザー脱毛やフラッシュ脱毛は、かつて主流であったニードル脱毛より、痛みやダウンタイム(赤み・腫れ)も少なく、短時間で施術ができ、値段も安価ですが問題点も2つあります。
白髪には効果が無い
ひとつめの問題は、白髪に効かない事です。
レーザー脱毛・フラッシュ脱毛ともにメラニン色素に反応する光で脱毛効果を得ます。
そのため、メラニン色素の無い白髪は脱毛することが出来ません。
実際に、僕も脱毛期間中に1本白髪が出来てしまったのですがレーザー脱毛では脱毛しきれず。
結局、白髪はニードル脱毛で脱毛しました。
ニードル脱毛は痕になるのでやりたくありませんでしたが、白髪脱毛が出来る選択肢は他にありませんので仕方なくですね。
白髪は、わりと20代のうちから生えてきます。
ですので、ヒゲ脱毛を決断したのならば、なるべく早く通い始めた方が良いと伝えたいです。
脱毛途中の生え方にムラが出やすい
もう1つの欠点は、レーザー脱毛の効果は毛周期に依存するという事です。
そのため、均一には減らず、まだらに減る可能性もあります。
また、下唇の下の窪みなど、脱毛が進んでもヒゲが残りやすい部分もあります。
僕の場合は、運よく均一に減ってくれましたが口コミを見ていると、「口角の上にヒゲが残ってしまった。」や、「マダラヒゲになってしまった。」などの口コミも見られます。
ツルツルまで脱毛するのであれば、途中経過ですのでマダラになっても問題はありませんが、様子を見ながら髭を残すか、完ツルにするのか決めたいという方は要注意ですね。
だからといって、レーザー脱毛で間引くような脱毛が出来ないという訳ではなく、僕の友人は、はじめから間引くような脱毛を希望し、細かく飛び飛びにレーザーを打ってもらい綺麗なデザイン脱毛に仕上がっています。
ですので、完ツルにするか少し残すのか悩んでいる方は、はじめは間引くような脱毛を希望しているとクリニックに伝え、デザイン脱毛が完了してから完ツルを目指すか考えると良いかと思います。
完ツルを目指すための病院の選び方
繰り返しになりますが、ヒゲ脱毛は回数がかかります。
完ツルを目指すのであれば年単位で同じクリニックに足を運ぶことになるでしょう。
そして、回数を重ねるため思いのほか費用がかかってしまうこともあります。
ですので、
料金が安い
この2点を病院選びで重視される事をおすすめします。
通いやすさ
病院選びの際、家からのアクセスの良さや、休診日、診療時間は必ずチェックするようにしましょう。
僕の友人のケースですと、会社近くのクリニックに仕事終わりに通っていたのですが、そのクリニックは土日診療をしていなかったため、転職とともに通う事が困難になってしまった方がいます。
ヒゲ脱毛は年単位でおこないますので、そこまで先のスケジュールが分からないということもあるかと思います。
湘南美容クリニックや、ゴリラクリニックなどの大手は年中無休で転院可能ですので、僕の友人のようなケースでも問題は無かったのでしょうが、個人医院に通う場合には家から通いやすく、通院スケジュールの立てやすいクリニックを選ばれることをおすすめします。
料金の安いクリニックを選ぶ
ヒゲ脱毛は回数がかかるため、思いのほか脱毛料金が膨らみかねません。
そして、脱毛は自由診療で医療機関が自由に価格設定ができるため、料金の差ほど効果の差はありません。
脱毛機は、最新機種を導入しているクリニックもありますが、痛みやオペレーションのしやすさという点では進歩しているのですが、効果としての進歩はイマイチなんですよね。
レーザー脱毛は効果という点ではもう頭打ちの技術なのかもしれません。
エステサロンとは違い、十分な出力で照射できる医療機関であれば、脱毛機の機種による効果の差も僅かですので、なるべく料金が安い医療機関を選ぶことをおすすめします。
『ヒゲ脱毛ができるクリニックまとめ【全国版】』では、メンズヒゲ脱毛が出来る全国の医療機関がまとめられていますので、近場の病院探しに便利です。
悩んだらここを選べば間違いない!おすすめのクリニック
料金が安く、休診日が少なく、通いやすいクリニックとなると全国的にもそこまで数は多くありません。
迷ったら、以下のクリニックから比較検討されると満足する結果を得られると思います。
3院とも、医療用脱毛機を導入し、土日祝診療可能、値段も相場より安いクリニックです。
料金や所在地など詳しくは公式ホームページをご覧下さい。
ドクターコバ(クリニックビザリア)
回数無制限、髭が生えてくる限り永久保証でヒゲ脱毛が出来る全国的にも珍しいクリニックです。
大手ではありませんが、コスパで言えば最高なため1番はじめに紹介しました。
ただ、人気クリニックのため予約が取りづらく、銀座、名古屋、大阪心斎橋と全国に3院しかありませんので住んでいる地域によっては通いづらいデメリットがあります。
・永久保証で脱毛したい
・ヒゲは濃いけどお金はかけたくない
という方に、ドクターコバがおすすめです。
ゴリラクリニック
年数制限はあるものの、ドクターコバと同じく脱毛し放題のプランがあります。
脱毛し放題プランはコスパがいいものの、それ以外は安くは無いので、完ツルを目指さないのであれば、あまりおすすめ出来ません。
料金は、ドクターコバよりかかってしまいますが、それでも相場と比べると安い料金で髭を無くせますし、全国に18院展開し近場のクリニックも探しやすいです。
脱毛機種を顧客が指定できるのも、こだわる方には嬉しいメリット。
土日祝に脱毛し放題プランを受ける場合には時間制限解除料がかかったり、顎の範囲が口角から真下と厳し目(ライバルの湘南はほうれい線の延長の内側)なので注意ですね。
・そこそこお金を払ってもいいから確実に脱毛したい
・サービスのいいクリニックがいい
という人におすすめのクリニックです。
湘南美容クリニック
その上、ポイント制度もあり誕生日には10,000円分ポイントが貰えたりと、表示価格以上に安く施術を受けられるクリニックです。
全国にメンズ脱毛対応院は70院近くあり、脱毛の予約や、通う院の変更もwebから簡単に可能。
紹介した3院の中では1番予約が取りやすい上に、施術間隔も1番短いのでハイペースで脱毛出来ます。
ただ、脱毛機種は選べませんし、肌の色など施術できる基準が厳し目な点がデメリット。
ドクターコバや、ゴリラクリニックが遠いなど、気にかかる点があるならば、湘南を選べば間違いないです。
・通いやすいクリニックがいい
・完ツルではなく少し髭を残したい
・髭が薄め
という方に特におすすめのクリニックです。
湘南美容クリニック
メンズ脱毛公式サイト
こちらの記事では、メリット&デメリットや安く受ける方法など、湘南美容クリニックについてより詳しく解説しています。