先月あおばクリニックでハイフ(HIFU)を受けてきました。
あおばクリニックは取り扱っている施術は低価格なものが多く、ハイフも医療ハイフでありながらエステと遜色ない低価格で施術が受けられますので、あまりお金をかけられない僕にはありがたいクリニックです。
今まで僕は、湘南美容クリニックで3回ハイフを受けており、医療ハイフ自体は今回で4回目。
湘南美容クリニックも、あおばクリニック同様に低価格で施術が受けられるクリニックで料金も同じくらいなんですよね。
いままでと違うクリニックでハイフを受けるのは今回がはじめてですので、今後の選択肢のためにも違いをしっかり把握しておきたいところ。
ですので今回は、湘南美容クリニックのハイフとの違いを交えながら、あおばクリニックのハイフのレポートをしていきたいと思います。
湘南美容クリニックのハイフのレポートはこちらをご覧ください。
顔全体に使われる機種はウルトラフォーマーⅢ
あおばクリニックでは2021年3月現在では、ウルトラフォーマーⅢ、ウルトラセルQ+の2種類のハイフマシーンが導入されています。
この2機種は施術メニューによって使い分けられており、顔全体や首などのたるみ予防の施術にはウルトラフォーマーⅢでの施術となります。
では、ウルトラセルQ+はどの施術で使われるのかと言うと、リニアファームというあご下などの脂肪溶解を目的とした施術の際に使われています。
ウルトラセルQ+はカートリッジを変えればリニアファームだけではなく顔全体のハイフも出来ますし、1台で済ませた方が場所を取らないのではないかと思ったのですが、新しく開院した院でも2機種導入していますので明確に分けている模様。
以前、別のクリニックのドクターがInstagramのストーリーで、ウルトラウォーマーⅢとウルトラセルQ+の違いを尋ねられた際に
ウルトラフォーマーの方が最大出力が弱く看護師施術に向き。あと、1ショットあたりの値段がウルトラフォーマーの方が断然安いです。
と答えていましたし、扱いやすさや、効果、低価格を維持するなどの理由があり2機種を置いているのかもしれませんね。
カウンセリング内容
電話予約後、予約日時にクリニックへ。
受付で手指消毒、スマホの消毒をしカウンセリングルームへ向かいます。
あおばクリニックは、お客さん1人1人に小さい個室が割り振られ、そこにカウンセラーさんやドクターが来てカウンセリングをおこなうシステムです。
カウンセリングでは、現在はコロナの影響で、基本的には書面によりハイフの施術や注意点の説明がおこなわれ、読み終えたら呼び出しボタンでカウンセラーさんを呼び質問&会計をおこないます。
あおばクリニックでは、過去にハイドラフェイシャルやピコフラクショナルも受けているのですが、毎回カウンセラーさんや看護師さんが丁寧で感じがいいですね。
反対に、ドクターカウンセリングは簡単なリスク説明のみであっさり終わってしまいますので、質問事項はカウンセラーさんにしておいた方がよいかと思います。
ハイフシャワーとの違い
あおばクリニックでは、通常のハイフ以外にも、リニアファームとハイフシャワーの計3種類の施術メニューもあります。
通常のハイフは、肌の奥深くに熱ダメージを与え、治癒がおこる過程でコラーゲンやエラスチンが生成され引き締め効果が得られる施術です。
リニアファームは、ドット状ではなくライン状に照射をし広範囲を熱せられるので、二重アゴや、フェイスラインのもたつきなど脂肪溶解が目的の施術となります。
では、残りのハイフシャワーはどのような目的のハイフなのか質問してみました。
ハイフシャワーはどのような効果のある施術なのですか?
ハイフシャワーは深さ2.0mmのカートリッジで顔全体を照射します。
ハイフシャワーはたるみではなく、毛穴やハリなどの肌質改善が目的ですね。
空けなければいけない施術の間隔も違うんですか?
通常のハイフは3ヵ月、ハイフシャワーは1ヵ月、リニアファームは2週間おきに施術ができます。
あおばクリニックでは、肌質改善目的には、ピコフラクショナルやフラクショナルCO2レーザー等の施術もありますが、どうしてもダウンタイムがあります。
肌質改善目的でダウンタイムを取る時間がないという方は、ハイフシャワーの方がよいかもしれません。
ちなみに、通常のハイフは2.0~4.5mmのカートリッジで650shotが目安、ハイフシャワーは2.0mmのカートリッジで224shotが目安。
通常のハイフでも、2.0mmのカートリッジで全顔打ってもらえます。
ハイフでは無くテノールを選ぶ人もいる
僕はやせ型の体系で、タルミはそこまで酷くありません。
若いころよりもたるんでいるようには感じますが、ほうれい線が主な悩みです。
また、いままで受けてきたハイフで効果を強くは実感できなかったんですよね。
そのことをカウンセリングで伝えたところ、もしかしたらテノールという高周波治療の方が効果を実感できるかもしれないとのことでした。
お顔がスッキリされている方は、ハイフの効果を実感しづらいかもしれません。
いままで効果を実感できなかったのでしたら、テノールを試してみても良いかもしれません。
ハイフとテノールの両方をうけた後、ハイフはやめてテノールを選ばれる方も多いんですよ。
テノールは、ハイフほどハードな施術ではありませんので、効果もそれなりだろうと選択肢から外していたのですが、1回試しに受けてみるのも良いかもしれません。
テノールは、2週間おきに施術を受けることができ、ハイフの後でも2週間後には受けられるとのこと。
ドクターカウンセリング
カウンセラーさんとのカウンセリングをし、お会計後はドクターカウンセリングがあります。
いままでピコフラクショナルやハイドラフェイシャルでも、あおばクリニックを利用していますが、先生は肌状態の確認と注意事項の説明をして、サッと退室してしまいますので質問はしづらいですね。
1週間~10日は色素沈着のリスクがあるので患部は擦らないように
とのことでした。
施術の様子
↓
カウンセリング
↓
ドクターカウンセリング
↓
洗顔
の後は、1度カウンセリングルームに戻り待機。
機械が空いたら看護師さんが呼びにきますので、施術室に移動となります。
施術室では、診察台に横になりすぐに照射開始です。
2.0mm、3.0mm、4.5mmの三つ深さのカートリッジを使われており、4.5mmから照射となりました。
痛みは、2.0mmは全くなかったのですが、4.5mmはかなり痛いです。
今回は、あおばクリニックのハイフははじめてという事で最大出力では無かったそうなのですが、勝手に顔が痙攣しましたし、照射中は痛みで体温があがりました。
照射範囲は、
3.0mmで頬、顎下
2.0mmで頬、顎下、目元、おでこ
shot数の目安が650ショットと多いだけあって、入念に丁寧に照射して貰えます。
目元も、目周りの骨に沿ってかなり際までの照射でした。
照射後は、パウダールームに案内され洗顔しジェルを落とします。
パウダールームには、化粧水や、乳液、日焼け止めもおいてあるので助かります。
洗顔後は、受付に番号札を返し、施術同意書のコピーや注意事項の書類を貰い帰宅。
照射時間は20分ほど、院内にいた時間は70~80分ほどでした。
ショット数を教えてくれる
以前、あおばクリニックでハイフをしたことがある方に、あおばクリニックはショット数まで細かく教えてもらえる。と聞いたことがありました。
僕も訪ねてみたところ、
ショット数はですね。えーと…671ショットです。
とすぐに教えて貰えました。
顔の大きさによりショット数は変わるそうですが、大体は目安である650ショット前後になるそうです。
面長の僕はちょっとお得だったみたいです。笑
ダウンタイムが長かった!術後の経過写真
施術の説明 超音波によるリフトアップ
施術のリスク・副作用 2~4週間の鈍痛、部分的な神経麻痺、赤み、内出血、腫れ
施術の価格 自由診療 計29,800円(税込み・初回価格)
クリニック名 あおばクリニック
では、術後6週間経ちましたので、ダウンタイムの経過写真を見ていきたいと思います。
ダウンタイムといっても、見た目の変化はなく、皮膚内部で筋肉痛のようなアザのような痛みが続くだけです。
ですので、写真はあまり念入りに見る必要はありません。
施術前
ほうれい線がわかりやすいよう陰影がつきやすい一定の場所で撮影しています。
施術翌日
見た目には変化はありませんが、筋肉痛のような疲労感があり、口を開けたり首を伸ばすと痛みを感じます。
毎回ハイフ後におこる頭痛や目の奥の痛みは、今回は起きませんでした。
施術から2週間
顔に触れると青あざを押したときのような痛みがありましたが、ようやく施術から15日目にほとんど痛みを感じなくなりました。
施術から3週間
施術から5週間
リフトアップの効果ですが、今のところ変化は見られません。
気になっているほうれい線も、しっかり打ってもらったのですが、まったく変わっていませんね。
今回は、いままで受けたハイフよりもダウンタイムが長く効果も期待していたのですが、目に見える変化は得られませんでした。
湘南美容クリニックのハイフとの違い
僕は今まで4回湘南美容クリニックでハイフを受けていますので、両院のハイフの違いを説明していきます。
施術範囲・ショット数はほぼ同じ
施術範囲は、湘南美容クリニックとあおばクリニックでほとんど違いはありません。
2021年9月以前は、湘南美容クリニックでは「額」の施術はおこなっていなかったのですが、現在では湘南美容クリニックもあおばクリニックのように全顔の施術をおこなっています。
ショット数に関しても、両院とも全顔650ショットと差はなく、使うカートリッジも2mm、3.5mm、4mmと同じ深さとなっています。
機種が違う
あおばクリニックは、ドットハイフにウルトラフォーマーⅢが使われており、湘南美容クリニックではウルトラセルQプラスが使われています。
あおばクリニックでも、ウルトラセルQプラスを導入してはいるのですが、リニアハイフのみで使われています。
カートリッジの値段自体はウルトラセルQプラスの方が高いとのことですので、単純に考えれば湘南美容クリニックの方が原価は高そうです。(あまり気にすることではないと思いますが。)
あおばクリニックの方がダウンタイムが長かった
あおばクリニックのハイフは、施術後の鈍痛が2週間ほど続きましたが、湘南美容クリニックは5日程でした。
ハイフのダウンタイムは痛みのみで、見た目の変化はありませんので気にするほどでもありませんが、ダウンタイムが短い方が良い方は湘南美容クリニックが良いかと思います。
施術中の痛み自体は、湘南美容クリニックの方が少し痛みが強いように感じました。
効果の面では、両方ともほとんど変化がないので分かりませんね。
下のレポートの通り、湘南美容クリニックの方がやや引き締まったようにも感じましたが、誤差や気のせいの範疇かと思います。
料金は湘南美容クリニックの方がやや安い
2021年9月に湘南美容クリニックの施術メニューに変更があり、湘南美容クリニックの方が少し安くなりました。
あおばクリニックハイフ料金表
全顔(頬、顎下、額、目元) | 32,800円 |
全顔(頬、顎下、額、目元)+首 | 39,800円 |
首のみ | 19,800円 |
全顔(頬、顎下、額、目元)ハイフシャワー | 19,800円 |
湘南美容クリニックハイフ料金表
頬、顎下 | 24,000円 |
全顔(頬、顎下、目元、額) | 29,800円 |
全顔(頬、顎下、目元、額)+首 | 39,800円 |
デコルテ | 29,800円 |
ハイフシャワー(全顔) | 19,800円 |
ハイフシャワー(全顔+首) | 25,800円 |
全顔は、湘南美容クリニックが29,800円と、3,000円安い価格となっています。
ただ、あおばクリニックも、初回であれば29,800円ですので、初回に限って言えば価格差はありません。
また、首まで含めた料金は39,800円、ハイフシャワーは19,800円と両院とも同じ料金に設定されています。
ただし、湘南美容クリニックはポイント制度やチケットによる割引きもありますので、最終的な会計は湘南美容クリニックの方が安く済むことが多いのではないかと思います。
とは言っても、湘南美容クリニックの方が安いといっても少しの差ですし、両院で受けてみて効果を感じられたクリニックを継続されるのが良い選択なのではないかと思います。
湘南美容クリニックの新プランに関してはこちらのレポートをご参照下さい。
あおばクリニックのハイフの感想
丁寧に余すところなく照射して貰えましたし、しっかりとダウンタイムもあり良かったように思えます。
あおばクリニックでは、今まで微妙だったと思える施術もあったのですが、ハイフはお値段以上に感じる方が多いのではないでしょうか。
効果を実感できなかったのは残念ですが、やせ型の人は効果を感じづらいようですし、リフトアップというより、たるみ予防の施術ですので仕方ないのかもしれません。
ですが、気になるほうれい線は何とかしたいところ。
次は、テノールを試してみようかと考えています。
その際は、ブログでレポートするつもりですので、読みに来ていただけると嬉しいです。
※2021年4月テノールを受けてきました。
あおばクリニックのほかの施術のレポートはこちらをご覧ください。