2021年9月に湘南美容クリニックのハイフ(HIFU)のショット数が変更になりました。
このブログを書き始めてからでも、
2019年8月に料金の値下げ。
2020年6月にも値下げ。
2020年の9月には機種がウルトラセルQプラスに変更。
と、湘南美容クリニックのハイフは1年に1回くらいのペースで変更が続いていますね。
ちょうど、僕も前回のハイフから8ヵ月とそろそろ打っておきたい時期でしたので、ショット数が変更になったハイフを受けてきました。
どのような変更点があったのか詳しく聞いてきましたので、レポートしていきたいと思います。
変更前の湘南美容クリニックのハイフのレポートはこちらをご覧ください。
以前との変更点!3重打ちになりショット数が増加
今回の変更では、いままでのハイフにハイフシャワー(浅い層のハイフ)が追加されたと考えると分かりやすいかと思います。
今まででは、頬やあご下には、4.5mmと3mmの2種類の照射深度のカートリッジが使われていました。
そこに、あらたに2mmのカートリッジも追加され、トリプル照射されるようになりました。
それにともない、ショット数の増加、施術プランの変更、料金の改定がおこなわれています。
旧料金プランと新料金プランを比較してみましょう。
旧料金プラン
部位 | ショット数 | 料金 |
顔Light(頬のみ) | 160 | 19,800円 |
顔(頬+あご下) | 240 | 24,800円 |
顔(頬+あご下)+首 | 300 | 31,300円 |
顔(頬+あご下)+目元 | 380 | 39,800円 |
顔(頬+あご下)+首+目元 | 440 | 45,800円 |
首のみ | 60 | 19,800円 |
目元のみ | 140 | 22,800円 |
新料金プラン
部位 | ショット数 | 料金 |
顔(頬+あご下) | 410 | 24,000円 |
全顔(額、頬、目元、アゴ下) | 650 | 29,800円 |
全顔+首 | 830 | 39,800円 |
デコルテ | 240 | 29,800円 |
ハイフシャワー(全顔) | 330 | 19,800円 |
ハイフシャワー(全顔+首) | 450 | 25,800円 |
同一範囲である「頬+顎下」で比較してみると、料金が800円値下げされ、ショット数が240ショットから410ショットに増加しています。
また、今までになかった額まで照射できる全顔のメニューが追加され、ハイフシャワー単体の施術メニューも増えました。
あおばクリニックが、初回に限り全顔650ショット29,800円でハイフをおこなっていますので、それに競うように値下げをしたのかもしれませんね。
ショット数は同じですが、あおばクリニックは2回目以降は32,800円ですし、湘南美容クリニックはポイントなどの割引きもありますので、湘南美容クリニックの方が明確に安くなったのではないかと思います。
あおばクリニックのハイフのレポートはこちらをご覧ください。
↓
僕は今回は、広い範囲を試してみたかったので、全顔+首(850ショット)を受けてきました。
料金は、ポイントなどを利用して25,738円。
今回は、僕が湘南美容クリニックでハイフを受けるのは1年ぶりということで、ドクターカウンセリングからすすめられましたが、カウンセリングはせずに施術してもらうことにしました。
現料金については公式サイトをご確認下さい。↓
湘南美容クリニック公式サイト
いままでとの違いを聞いてみた
カウンセリングは無しでお願いしましたが、クリニックに着くと受付で今までとの違いの説明がありました。
カウンセラーの方によると、浅い層にも打つようになったため、即効性が感じやすくなったとのこと。
また、いままでよりショット数が増えたため、人によっては前より痛みを感じる人もいるとのことでした。
ほかに、看護師さんにも今までとの違いを質問してみました。
出力に変更はあった?
ショット数が増えるということは、かわりに照射のパワーを下げるということもあるかもしれません。
湘南美容クリニックは、ドクターカウンセリングでなければ正確な出力をきくことはできませんが、照射のパワーに変更は無いのか聞いてみました。
ショット数が増えて出力が弱くなったということはありますか?
出力は一番強いパワーで照射しますので、変わってはいないかと思います。
一番強いというのは、おそらく定められたマニュアルの中で一番強くしているということだと思いますが、以前との変更はないとのことでした。
単純に、使うカートリッジが1つ増えたことにより、いままでのハイフにハイフシャワーも一緒にやってくれるようになったと考えるのがよさそうですね。
施術時間に変更はあった?
ショット数が増えたということは、いままでより照射時間も多くかかりそうです。
ショット数が増えて、施術の時間は伸びましたか?
3回重ね打ちするようになりましたので、時間は以前よりかはかかっているかもしれません。
枠は1時間でお取りしています。
公式サイトには、施術時間は30~60分と書いてありますが、全顔+首のショット数だと1時間枠での予約になる模様。
僕の体感的にも、照射時間は5~10分ほど伸びて、15~20分くらいかかっているように感じました。
照射範囲も広がった
全顔+首の施術を受けたので照射範囲が広いのは当然なのですが、今回の変更により照射範囲も広がりました。
具体的には、いままでおこなっていなかった、額や鼻下も照射できるようになりました。
例えば、以前は、顔(頬・アゴ下)の範囲は下の画像の赤・オレンジの範囲でしたが、今回の変更で鼻下・あごまで照射してもらえます。
画像で見ると、水色の部分が増えた部分ですね。
ちなみに、ほうれい線の内側は深い層に打つのは危険とのことで、2mmの浅い層のみの照射でした。
実際に受けてみて感じた変化
受付で、即効性も感じられるようになったと説明を受けましたが、即効性は確かにあがったように感じました。
いままで、5回受けてきたハイフで、施術直後の小顔効果は一番だったと思います。
想定していなかったので、同一環境のビフォーの写真は撮っていなかったのですが、施術直後にトイレで撮った写真はこんな感じです。
もともと細身で分かりづらいのですが、普段よりキュッと締まっているような。
この即効性の持ちは3~4日程度で、あとは今まで受けたハイフと同じく、1か月後になんとなく引き締まっているかも?程度の変化しか無かったのですが、即効性が欲しい時の数日前にハイフシャワーを受けるのもありかなと思いました。
糸リフトの後にハイフを受けても大丈夫なのか?
今回、ハイフを受ける4ヵ月前に僕は糸リフトを受けています。
以前、糸リフトでカウンセリングを受けた時に、糸リフトの後にハイフを受けてもよいのか先生に質問したところ、糸リフトの後にハイフを受けることを推奨する回答でした。
ですが、僕が糸リフトで使った糸は、PCL(ポリカプロラクトン)素材で作られた糸で、融点が約60℃と低いんですよね。
丁度、ハイフの温度も60℃ちょっと。
先生はハイフ程度では糸が切れてしまうようなことはないとの回答でしたが、それでも溶けてしまわないか心配です。
では、結果としてどうだったかというと、糸が切れたようにはまったく感じませんでした。
3ヵ月程度で引き上げ効果はほぼなくなっていたので、引き上げ効果で比較することは出来なかったのですが、こめかみの筋肉を後ろに動かした時に頬にかかるテンションは施術前も後も変わらずしっかり。
PCL素材でも、ハイフによって糸の強度が大きく下がるということはないように感じました。
糸リフトのカウンセリング内容に関しては、下の関連記事をご覧ください。
術後の経過写真
施術の説明 ピンポイントで熱ダメージを与えたコラーゲンが縮むことで、たるみを改善する治療
施術のリスク・副作用 頭痛、発赤、熱感、痒み、痛み、乾燥
クリニック 湘南美容クリニック
施術の価格 自由診療 計25,738円(定価は39,800円)
クリニックの説明では、ハイフシャワーで即効性があり、その後は2週間~2ヵ月くらいかけて引き締まってくるとのことでした。
いままで受けてきたハイフでも、2週間~1ヵ月程度で、ほんのり引き締まるといった感じです。
ですので、同一環境で撮った、施術前、直後、2週間後、1ヵ月後の写真を見ていきたいと思います。
施術前
施術直後
ハイフシャワーのお陰か、この写真でも施術直後は引き締まっているように見えます。
施術直後は赤みも出たのですが、1~2時間程度でおさまりました。
2週間後
1か月後
毎度のことなのですが、口の横あたりが施術前より引き締まったようにも見えますし、そうでもないような、かすかな変化です。
施術直後の引き締まりが一番よかったかな。
5回受けてみて分かってきたこと
5回程度の試行回数ですのでまだ断定はできていませんし、あくまで個人の感想ですので、軽く与太話程度にお読みください。
前回、前々回、湘南美容クリニックやあおばクリニックでハイフを受けた時は、背中に脂汗をかくほど痛みを感じました。
ですので、かなり覚悟をして施術を受けたのですが、今回はあまり痛みを感じませんでした。
フェイスラインや首の付け根で少し痛みを感じた程度です。
機種や出力も変わっていないのになぜ?と思ったのですが、もしかしたら、看護師さんの手技による影響が大きいのかもしれません。
僕がいままで痛いと感じた時は、看護師さんが照射ヘッドを押し付け気味にしていましたし、痛くなかった時は肌に乗せる程度だったなと。
今回の看護師さんも、やさしくふんわりと肌に乗せるように照射ヘッドを動かしていました。
調べたところ、押し当てずに皮下組織が分厚くなるように照射をするのが正解としているクリニックのブログもありました。
また、押し当てるのではなく、常に皮下組織が分厚くなるように、左手で補助して、斜めに照射してください。
引用元:https://tokyo-biyo.com/blog/doctor/burn
効果に関しても、痛みやダウンタイムが大きいからといって、効果も大きくなるというわけではありませんでした。
美容医療では、痛みやダウンタイムが強いとその分効果があるということが多いのですが、ハイフに関してはその限りでないのかもしれませんね。
以上、ハイフ5回目のレポートでした。
次は、糸リフトを追加で受けましたので、落ち着いたらレポートしていきたいと思います。
その時は、読みに来ていただけると嬉しいです。
湘南美容クリニック公式ホームページ